コメントありがとうございます。
rickさんのページは音楽系のアーティストを目指す人にはとっても役に立つ情報が満載ですね。勉強させていただきます。
自分では大体理解していたつもりなのですが、rickさんのおっしゃる「原盤所有会社」とほぼ同じ意味合いで「音楽出版社」という用語を使っていました。
また、「…兼ねて」というのはレコード会社の系列の音楽出版社が持つというようなイメージで書いていました。ちょっと不正確でしたので修正しておきました。
というわけで皆様、上記の記事は手短かに記述するためにまだ正確さを欠いている部分があると思います。上記に関連書籍も追記しましたので、詳しく知りたい方はそちらも読んでみてください。
誤りのご指摘は今後とも歓迎します。
>原盤を作るまでの所は音楽出版社が費用を持つ。
というのは正しくなくて、費用を受け持ったところが原盤を持ちます。原盤所有会社はレコード会社やプロダクション(アーティストオフィス)、(日本の場合は)出版社など様々ですが、数社で持ち合うこともあります。
>レコード会社が音楽出版社を兼ねて
というのは実は出来ない事になっています。
よって別法人になりますが、通常は出版社は
プロダクションやメディア系がほとんどです。
原盤権に関わる組織体型と、著作権に関わる組織体型は別になるようにします。
わかりやすく言えば、楽曲(作詞曲)は著作権で、原盤(プロデュース、編曲、制作などCDの音に関する部分)は原盤権の分野になります。
Posted by rick at December 2, 2003 12:58 PM