フジロックちょっとレポ
行って来ました苗場。スニーカー洗った所です。遊んでる間にも、いろいろ面白い動きありますねぇ〜音楽業界。書いてる時間ないよまったく。
というわけで、フジロック、そんなガツガツしてなかったんで、ちょろっとレポ。
1〜2日目は曇りに時々晴れ間、更に時々小降りの雨。雨具無くても死なない程度。3日目は晴れてフジロック日和という感じでした。各ステージ周りの通路はウッドチップで雨の影響はほとんどななし。ステージ間の通路も、チップと新たに排水用の溝(大き目の石で埋めてある)のおかげでだいぶ良くなってました。でもGrenn-White間はウッドチップでは足りなかったらしく、少しドロドロ。
お客さんの入りは3日通し券のみのせいか、前半のイマイチの天気のせいか2〜3年前の混み方に戻ったかもしかするともちょっと少ない感じ。自分的にはこのぐらいの混雑度が楽チンでいいんで3日券のみでもいいなぁと思ってます。
Waste of Pops 80s-90sさん(04/8/1)も書いてるけど、Mumあたり隣の川原でまったりしながら聴いてました。スカしたJETのボーカル聴きながら眠ぃ〜とか思いながら寝っころがってたり。蝋燭とミラーボールぐるぐるのFoHでmoe.聴きながら酔っ払って友達の笑顔見ながらクラクラしたり、そういうの重視な感じがスキなわけで…
というわけで、かいつまんでちょっとレポ。
- --7/30--
- Snow Patrol[Red]
- 前日にiTMSで買ったのに間に合いませんでした。がははは… 30日は知らないのが多くてほんとフラフラしてただけって感じです。
- Buckethead's Giant Robot[Orange]
- とりあえず、一回奥まで行こうかと、行ったらやってました。ケンタッキーフライドチキンのバケツを頭に被って、顔は白塗りで長身のにいちゃんが一人でEギター弾くんですけど、これが面白いんですわ。なぜかというと技が、テクがすげー上手いわけでギュインギュインエフェクタとかアンプとか駆使して鳴らすんだけど、動きがロボットダンス。名前そのマンマやんけ〜みたいなね。ほんで時々エフェクタの接触が悪くなると思い通りの演奏にならないんで壊れたロボットみたいな動きになる。そうすると脇からスタッフがささーっと出てきて接続を直しまた調子のいいロボに戻るみたいなのを数回繰り返してた。仕込みっぽかったけど、ベタな感じがね面白かったです。
- 東京事変[White]
- 歌舞伎町の女王からスタートでいきなり持っていく感じ。ただ前半のジャジーなのは、ちょっとなんというか林檎じゃなくてもいいのかな?みたいな感じを抱きました。後半は林檎様っぽさが溢れてて良かったんじゃないでしょうかね(?)
- BASEMENT JAXX[White]
- いやー良かったです。ファンキーな感じの女性ボーカル2〜3人引き連れてまさに踊れやという感じのビートとソウル感溢れるボーカル。BASEMENT JAXXはラジオで聴く位でライブがどうとかいう話を聞いた事がなかったんでまさに、おおっこりゃエエ!と驚き。ステージ後ろに設置されたLEDビジョンの映像も綺麗でインパクトのある映像で秀逸。フジロックではケミカル見慣れちゃってるので、私的には今年のベストステージ賞(アゲアゲ部門)あげたい感じでした。
- Zero7[Red]
- もう、しゃれっ気がないですこの方々。町のちょっと上手いバンドの兄ちゃん達って感じ。かなり普段着。バンドは右のリーダーらしき人が鍵盤と機材(?)いじっててベース、ドラムス、ギター、左にローズっぽいビンテージ鍵盤担当二人。見てると、職人気質な感じのメンバー。ボーカルは黒人の男性一人と、女性が3名、曲ごとに違う人がメインボーカルで、金髪の若い感じの綺麗なおねーちゃんと、ちょっと年上のドレス着たおねいさまと、妙に人懐っこい動きのキュートな感じのねーちゃん。この最後の動きのはっちゃけたねーちゃんが面白い振りとかしたりしてなかなかステージと会場を和ませてくれて、なんか親近感の沸くステージでしたよ。で、曲はあのオトナな感じだし。ベストいい感じ賞どす。
この後オールナイトフジ行こうと思ってたんですが、だらけちゃって挫折しました。GSMもTwilght Circus〜も体験できませんでした。すまん。
- -- 7/31 --
- Steriogram[White]
- 客少ねぇ〜〜〜Whiteの前1/4ぐらいしか居ませんでした。お客さんの「出」が全体的に遅めな感じだったし、やっぱFranz Ferdinandの裏でNZLからちょっと出のバンドが来てもみんな引っかからないのね、ちょっとかわいそうでした。Michel GondryがPV作ってたり、AppleのPVに使われたりしててもこんなもんなのかってのがちょっとね。
でも、メンバー頑張ってましたよ。ボーカル(ラップ?)の青シャツ君は客席にまで走りこんでくれるサービスっぷりだったし。で、一番最後が例の「Walkie Talkie Man」でおお盛り上がりでした。
- Courtney Love[White]
- 来ました、ちゃんと。もう脱ぐ気満々な感じでした。最後まで見なかったんだけど、最後まで見てた知り合いによると、ブラまでは行ったらしいです。ハイ。
- Yeah Yeah Yeahs[Red]
- 声なんかはコトニーラブみたいな渋い感じ(あそこまでじゃないけど)なんだけど、ボーカルのねいさんの衣装が… なんつうかセーラームーンとキューティーハニー混ぜたような(正しくないです)赤いキンキラの素材のミニスカート。まぁ、衣装には惹きつけられました(^^;
- 忌野清志郎&Noce Middle woth Blue Day Horns[Green]
- 今回清志郎様は、雨上がりの夜空に、トランジスタラジオ、ドカドカうるさいロックンロールバンド、スローバラード…と懐かしのナンバー盛りだくさんで、私のようなオヤジにはたまらん選曲でした。今年も途中から自転車で来たそうです。イエーってイエー!
- The chemical brothers[White]
- いやーもう見飽きたかな…と思ったんですが、始まっちゃうとやっぱ良かったです。まぁ、そんな感じです。
あとはBuffalo Daughter, Armand Van Heldenちょっと見て帰りました。
- -- 8/1 --
- MÚM[White]
- まさに妖精のようでした。これ突っ立って聞くのなんかちょっと違うなと思い、途中で川原に移動。まったりしながら聴いときました。のんびりしつつ妖精の声を聴く、最高の贅沢かも。
- JET[Green]
- スカしてました。確かにかっこいいかも。でも、「Are You Gonna Be My Girl」は舌がまわってなかったかも(^^;
- Keane[Red]
- なかなかいい奴でした。振られて書いた詞に彼(ピアノ)がメロディー付けてくれて、それから数ヶ月であれよあれよというまにこんなことになって、日本に呼ばれるまでになっちゃったよ。人生捨てたモンじゃない… みたいな事を言ってたような気がします(不確実)。マイクアクションとかベタで素人くさい。JETは新人の割りにステージなれしたスカしっぷりだったけど、Keaneはなんつうか慣れてなくてかわいい感じでしたよ。Redの音響はちょっとボーカルが聞き取りづらいのでちょっとかわいそうでしたけど、CDと同じように声量もあるいいボーカルでした。やっぱ昼間にGreenでビールかっくらって寝っころがりながら聴きたい。また来て欲しいね。
- moe.[FoH]
- 最終日は晴れたので夜のヘブンは最高でした。蝋燭(写真参照)とミラーボールで幻想的な雰囲気。この時間のヘブンはライブだけじゃなくて、それ含めた雰囲気全てを楽しむに尽きるですね。もちろん演奏も長めのスパンで大きく盛り上がったりしていい感じでした。
お店のメニューになかったジンを買ってロックでかっくらってくらくらしつつ1時間以上漂ってました。ベルセバに移動したんだけど、なかなか去りづらい雰囲気でした。
- Belle & Sebastian[White]
- ベルセバ、夜だったんだけど、爽やか。というか、昼か夕方ぐらいがいいかな〜と思ってました。で、渋さ始まる頃を目指して、なんかもめてるらしいGreenへ移動。
- 渋さ知らズ オーケストラ[Green]
- やっぱ今年のおおトリは渋さでしょと思ってた通り、おお盛り上がりでした。11時半頃から1時半まで2時間もやってましたよ。Greenだとちょっと大きすぎて、客との駆け引きが微妙に難しいですね。去年のOrangeの最後の方が客との一体感はすごかったよなぁ〜とか思いつつも、しっかり楽しませていただきました。
とあとはもち豚丼食って!!!をちょっとだけ後ろで聴いて退散しました。
それから、3日目は
MLFさんの“THROW AWAY CCCDs!”Tシャツ着てたんだけど、他に着てる方には会えませんでした、残念。
by CAB at 04/08/02 21:27