REASON3.03 リリース
New in Reason 3.0.3
REASON 3.0のバグフィックスバージョン、3.03が公開されています。登録ユーザは
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修正箇所の概要は以下の通り:
- 3.0で発生していたキーボード操作によりREASONが落ちてしまうのが修正されました。但しこのため、3.0で設定したキーボードコントロールのマッピングは、3.03ではクリアされてしまうようです。
- パターンチェンジの動作が2.5と違ってしまっていた部分が修正された。このため、3.0での再生と3.03での再生では違いが出てしまう場合があります。
- RV7000のゲートをMIDIで制御する機能が動作していなかった。
- NN-XTパッチやソングをオープンしたときに、ファイル名やフォルダ名に英数字以外が含まれていると"Bad Format"となっていたのを修正。
- Dr.REX に対するPreviewボタンのリモートマッピングをオーバーレイしていた場合でも、そのソングを再度開くとマッピング情報が失われてしまうのを修正。
- リプレースモードのレコーディング時に上書きする方のデータを再生していたのを修正。リプレースレコーディングは、オートメーションコントローラーが修正された場合だけ有効になるので注意。(訳注:訳者意味がよくわかってません _o_)
- NN-XTパッチをLoopモードで再生する際に、Loopの終端でノイズが出ていたのを修正。
- (Windows版のみ)起動しようとすると"Unknown Exception"で起動できない場合があるのを修正。インストール済みのReWire/REXのdllのバージョン情報が無い場合、壊れている場合に発生していた。
- (Windows版のみ)REASONを他のReWireホストと組み合わせて利用する際に、大量のサンプルを読み込むソングを開くと、"Internal Error"が出る場合があったのを修正。
- (Windows版のみ)マイコンピュータ以下のドライブを3.0のブラウザで表示できない場合が有るのを修正。
- (Windows版のみ)新しく作成されたファイルが、3.0のブラウザで表示されない場合があるのを修正。
- (Windows版のみ)3.0のブラウザが、ファイルの日付をローカルタイムではなくGMTで表示していたのを修正。
- Combinatorのオートメーション再生にわずかなディレイがあったのを修正。
- パターンデバイスの"Resolution"が、リモートでコントロールできなかったのを修正。
- 2.5ではシーケンサの表示を"Follow Song"の設定にしていても、マウスクリック中はこれが無効になるので、シーケンスの編集ができていたが、これが3.0では出来なかったのを修正。
- (Mac版のみ)マウスボタンを離した後に動作が遅くなるのを改善した。だが、処理能力の低いコンピュータでは引き続き注意が必要。
- M-Audio Radium keyboardsには、新旧2モデルあるが、これと組み合わせた際に、3.0では完璧に動作しない場合があった。3.03では新旧両方をサポートした。
- MClass Equalizer,DLL-1,Subtractorのノイズジェネレータ等が特定のセッティングでCPU利用率を引き上げてしまう問題を解消した。
- オーディオエンジンや、UIの全コポーネントにおいて全体的に3.0に比べてパフォーマンスを向上させた。また、サンプルの読み込みも最適化を行い、時間を短縮した。
一旦3.02がリリースされたのですが、Macで長いファイル名の扱いに問題があったために、すぐに3.03に置き換えられたそうです。3.03で更に下記の項目が追加されているそうです。
- Frontier Design Group TranzPort ワイヤレスコントローラのサポート。
- M-Audio Ozonic のサポート。
- 選択しているトラックの"Mute"と"Solo"をリモートコントロールできるようになった。
さてと、これから試してみます。
追記:MI7の公式日本語ページでも
アップデート内容の日本語訳が公表されました。
by CAB at 05/07/09 03:53