LEMS->no.9 Remix
久しぶりに、僕の知り合いの情報をアップデート。
no.9氏がLAMSのGlobe trotter という曲のリミックスを手がけている。
それから、彼のバンド no.9 oechestra のアルバムも昨年出たんだけど、紹介していなかったので、触れておきます。
usual revolution and nine は昨年8月にリリースされています。これはぜひ初めから最後までアルバムを通して聴いてほしいと思った作品です。
感じたのは、個々の曲がどうこうよりも、アルバム全体を通して曲のトーン、そして残響感がほぼ統一されていて、しかもno.9の曲の雰囲気にとても合っている所。
なんというか心に染み入る感じを醸し出していると思います。
これは、この黒地のアルバムジャケット、そして中にも書いてある通り、no.9 Orchestra メンバーだった Okajima Uranサンへの追悼の気持ちの表れでもあると思うんだけど、いつもにも増して、音楽に対するいとおしみ、いつくしむ感じが全ての曲のアレンジに現れているように感じました。
きっとその気持ちはマスタリングの時にも現れていて、リバーブの効き具合を(それだけじゃないと思いますが)、その気持ちが最も良く現れる加減に導いてくれたんじゃないかと想像しています。
そして、この若干映画音楽的な音響的仕上がりが、個々の曲を今まで以上に情景が浮かんでくるようなものにしていますね。
久しぶりに、アルバム全体で堪能すべきアルバムに出会ったと思っています。アルバムの紹介にもありますが、全体で一遍の映像作品を見ているような感覚になれる稀なアルバムだと思います。
そして、このアルバムのリミックス版の"usual revolution and nine remix"のリリースが09/04/16に予定されています。「I am robot and proud、Kettel、Ametsub、Akira Kosemura、miaouなどなど豪華メンバーがリミックス」とのこと。これ渋い人選でしょう〜。ぜひ入手したいです。
by CAB at 09/03/11 02:18