BMGのCCCDはShiftキーで避けられる
ShiftキーでCDのコピー防止措置を解除(ZDNet)
解除というよりは、Shiftキーを押してるとAutoRunが働かないということなので、毎回そのディスクを入れるときはShiftを押せということですね。AutoRunで指定されたプログラムが動作しないだけで、リッピングも可能になっちゃうということは、CDS200のようにエラーを利用したコピー制限ではなくてソフトウェア的な制御の仕組みになってるということかな。ということはBMGのCCCDはCDの規格に準拠していて、音質的な低下は無いのかもしれませんね。
参考:
[031009追記]
CNETの記事によれば、このBMGが採用したのは米
SunnComm Technologies社の
MediaMax CD-3という技術だそうです。
更に、SunnComm Technologies社のWebの情報によれば、この技術はCDの第1セッションに通常のCD-Audio、第2セッションにWMA音源が格納されており、他にもビデオクリップや写真、アーティスト情報や歌詞、またPromoPlayと呼ばれる楽曲共有技術、Webページへのリンクの機能など、多様な使い方ができるようになっており、このLicense Management Technology(LMT)に基づいて作られたディスクは、標準のオーディオCDと100%互換性があると書かれています。
この中でPromoPlayというのが結構面白くて、正規に購入したユーザが友達に曲を聴く権利をメールで送ることができるのだそうです。そのメールを受け取った方は曲をダウンロードして再生できるのだが、再生回数や再生日数での制限や、特定の日までの利用が許されるという形で限られた範囲内でその曲を楽しむ事ができるのだそうです。期限が切れたあとは、その曲やアルバムの購入ページへガイドされるとのこと。
これを読むと、従来のCCCDの技術CDS200等に比べるとかなり柔軟性は上がってるようですね。
by CAB at 03/10/08 11:47