November 22, 2003

新潟の老舗Jazz喫茶にJASRACが552万円ふっかけ

サンケイ | asahi | 毎日BIRDMAN | kamicaze
このまえ名古屋のクラブの話もあったけど、今度は新潟のジャズ喫茶に対して10年分552万円をふっかけ、折り合いが付かないために、楽器や音響機器等の使用禁止を求めて仮処分申請を行っているそうです。
ふっかけられたのは新潟で1964年から営業している老舗Jazz喫茶スワン。毎日によると:
店側は毎日新聞の取材に対し、不払いを認めたうえで、「著作権は守られるべきだと思っているが、協会の求める著作権使用料は普通の喫茶店の売り上げに比して高すぎる。客の単価や稼働率に見合ったものにしてほしい」と話している
とのこと。 2chのこの辺の情報などを読むと地元でジャズイベント開催事務局などを行い、地域の文化振興にがんばっているお店らしいので、JASRACの見せしめ目的のようなアプローチに反感が沸かざるをえません。

こんなこと続けてると、JASRAC契約アーティストお断りのライブハウスとかできてもおかしくないよねぇ。音楽作る人はJASRACに登録したり、契約するとどういう副作用があるのかちょっと考えてほしいよなぁ。
ネットをうまく利用してJASRAC契約せずに大成功するアーティストとか現れないかなぁ。そしたら、みんなそのやりかたに流れてくるんだろうになぁ。

031217追記:ここにもコメント沢山下さっているコマプ墨田さんがご自身のページにて、この件の新潟のJAZZ喫茶SWANの問題に関する署名を呼びかけております。ご賛同頂ける方はぜひご協力を。
by CAB at 03/11/22 02:18
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※非公開です

Comments

そうそう、SWANのページ
http://www4.ocn.ne.jp/~swan/
に、JASRACを考えるというページと、掲示板が出来てますね。
JASRACとどのように和議に達したのか報告されています。

「JASRAC管理外の曲のライブ」をやると言っても認めてくれないのか。おかしいよなぁ…

これってネットラジオなんかも同じ運命たどるんじゃないかなぁ? そのうち規定ができて、JASRAC管理曲は使わないって主張しても、「いや、ネットラジオだと一律こういう計算だから」とか主張されて、行く先不明のまま徴収されちゃうとかね。

by cab on 04/05/04 02:40

新潟SWAN和解だそうですが、依然高額過去分支払い、包括契約という内容のようです。新潟のJAZZ文化を育み営業を続けるための苦渋の選択でしょう。ここからは、ミュージシャンや関係者のさらなる連携が不可欠だと思います。

by コマプ墨田 on 04/03/27 23:52

 今日(3月20日)毎日新聞の18面にJASRACの広告が出ていたので、久々に書き込みします。
主な内容は、JASRAC広報と東京の中学生とのインタビューで時間がある方は、
図書館に行くなどすれば読めると思います。
とりあえず大見出しだけ

・「想い」や「価値」を守る音楽著作権
・音楽を創る人と使う人との懸け橋
・海賊版CDの作成や販売は犯罪に

広報部Iさんの見解
・歌手(作詞・作曲しない人言い換えれば演奏者になるんでしょうか?)
の皆さんはJASRACのメンバーではないケースが多い。

T42の意見
たまたま手元にピンク・レディーの「モンスター」が
あったのでここで皆さんにクイズ

「モンスター」の作詞と作曲した人は誰?

たぶんJASRACからは、ピンク・レディーの二人には
金は行ってないと思います。しかし、あの二人が
歌ったからこの曲はヒットしたんであってその後、
カバーしてヒットした記憶が私にはありません。

この関係を、JAZZを演奏するミュージシャンと
既存の曲をMIDIなど電子媒体で打ち込みする人
に置き換えて考えてみてください。

「想い」や「価値」を守る音楽著作権・・・????
音楽を創る人と使う人との懸け橋・・・????

広報部Iさんの見解
「海賊版を買ってしまうと、その曲を創った作詞家、
作曲家、それにレコードをレコード会社やアーティスト
の人たちに、送金するはずのお金が届かなくってしまう
ということです。」

T42の意見
あなたの言っているアーティストとはピンク・レディー
のような人たちは入っているんでしょうか?

広報部Iさんに問題
問1なぜ、海賊版CDが作られるかを
 「需要」と「供給」、および物の「価格」
の3つの言葉を使い400字以内説明してください。

問2今回の毎日新聞の1面広告の掲載料について
どう思うか次の中から選択してください。
1.今回の掲載は著作権について知ってもらうのに
   とっても意義のあるお金だった。
2.掲載なんかやめて私の給料をもっとあげて
3.掲載なんかやめてJASRAC会員に分配すればいいのに
4.台湾、韓国などから入ってくる日本のアーティスト
  の逆輸入版についての調査費につかうべきだった。

逆輸入版については、それを販売している
 A=その場所(台湾、韓国等の諸外国)のCDの値段
 B=海上輸送費などの値段
 C=日本のレコードメーカーの卸価格
  (一般的には店頭販売価格の7割りぐらいらしい)

とした場合
 A+B<C
がなりたつので、日本のCDを買っている皆さん
「ボーナストラック」や「ライナーノート」
が海外との価格差1000円の価値があるかないか
考えて買うとおんなじお金でいっぱいCDが聞けますよ。

by T42 on 04/03/20 13:44

そのUSAも、ここに来て方向性がいい感じ微妙ですよね。そもそも、RIAAが訴訟をやってるのは違法ファイル交換についてですよね。これは確かに、ソフトそのものがタダで使われてしまうんだから必死ですよ。ところが、その違法交換を取締りではなく、むしろやる気持ちをなくさせれば、ゼロではないにしろ、激減させられる可能性があるわけですよ。つまり、お金を出して買った方がいいなとユーザーが思う価格とすぐれた利便環境、そして個別の音楽をいきづかせる音楽全体の創造的な背景、それらがあれば比重はそっちへ動くし、その条件で利潤があがればその方が産業側もいいわけですよね。そのビジョンへUSAの主軸が動いたらいいですね。それを予想させるような記事ですわなぁ、これ。↓

[違法コピーあまり過剰反応はやめて」と業界団体が提言-法規制を疑問視http://pcweb.mycom.co.jp/news/2004/03/02/006.html

by コマプ墨田 on 04/03/09 05:39

ジャズ喫茶にも長い歴史と文化があるはずですよね。
それを、、、著作権という刀で弱いものから切って実績をつくってゆくというUS方式のやり方でやっちゃうJASRACに音楽の文化とその将来をまかせたくないですが、、、どうしたらいいの?

by うら on 04/03/06 02:39

ブルーノートとか名前があれば商売が出来るなんて国じゃないんじゃないでしょうかねぇ。週末JAZZを聞きにブルーノートへ、なんて層をどんどん拡大できるほど、メディアはJAZZなんてとりあげないでしょ。それこそ、小さなJAZZ喫茶やライブハウスが協力し合って、そうした大きいJAZZ商売をも支えてやってた部分が大きいと僕は思ってます。それは、メジャー側もよく分ってるはずだけどね。ここでJAZZ喫茶とライブハウスが失われていくことは、メジャーの商売にとっても大打撃。スジガネ入りのJAZZファン、地味ながらしぶとい60年代からのJAZZ層が存在してることでもってきた市場ですから。

そんなもの無くてもこれからはもうかまいません。そんなものは無くても、大レーベルならレコードは売れるんですよ。大企業がやるのでJAZZカラーの店舗は大丈夫ですよ。ということをJASRACは言ってる、というかやってるワケですね。

JASRACが公益法人であってもなくても、今やってることは疑問だらけです。未だ明確に指針が確立していない法律を、自分らの利益が優先されるようにしか解釈しないJASRACの方針は、たとえ裁判所がそれを認めるのだとしても、国民の意識には不信感と危機感が蓄積されていくばかり。その結果、結局は今ある音楽自体がつまらないものだという肉体感覚に全国的に突入しはじめてる。カラオケなんかもそんなつまらなさに満ちてきた感じじゃぁないスカ?

by コマプ墨田 on 04/02/03 22:14

cabさん、コマプ墨田さんお疲れ様です。

総務省の指針です。
「公益法人の設立許可及び指導監督基準の運用指針」について

http://www.soumu.go.jp/daijinkanbou/kanri/shishin.html

私は、この運用指針を読んで社団法人としてJASRACは公益法人の資格があるのだろうか?と疑問符がついています。

よろしければ、cabさん、コマプ墨田さんの意見も伺いたいのですが?

by T42 on 04/02/02 19:53

ライカ、ブルーノートジャパンが伊藤忠に営業譲渡:
http://www.itochu.co.jp/main/news/2004/news_040129.html

この話がJASRACの取立てと無関係であることを祈る:P
(民事再生法適用は親会社だけで、面倒見る引き換えにブルーノートもよこせって話なのかな?)

by cab on 04/02/01 12:25

JASRAC様すいません。徴収額は33万ではなく32万でした。これは単純ミスです。T42さん、720万はありえない気がしますが、万が一その額であっても2パーセントにはならないわけでして??

http://jam.velvet.jp/copyright-news.html

by コマプ墨田 on 04/02/01 00:52

T42さん。僕らは報道側ではないので、具体的な金額の取材報告までは必要ないかなと思いますよ。それはいずれメディアがやるかもしれません。この件で僕らが今言えるのは、JASRACのコンサートからの徴収額は、昨年の8月時点で2%であったという事実(玉木宏樹氏サイト情報)と2回のジャズストリートで33万円をJASRACが徴収したという事実(新潟日報)、そして3億のコンサートの徴収が20万であるという情報(玉木サイト)です。僕も、店舗数と予想客数を踏まえ独自に計算してみたので、思わず33万と言うのが20%程度だろうという予測を書いてしまったのですがこれは撤回します。しかし、依然33万がなぜそんな額になるのかの疑問は変わりません。

by コマプ墨田 on 04/01/31 02:25

まずは、裁判のこともあるので情報の訂正をさせて下さい。新潟JAZZストリートのチケット売上代金は、大体720万円で、前回(ほぼ14万)今回(ほぼ19万)の合計ほぼ33万円がJASRACよりきた、楽曲使用料の徴収額です。これは、場所を提供した関係者からその時の
会計報告書を見せてもらいました。
 あと、探偵事務所を使った内定調査ですが私が、経営している会社の立場から言わせてもらうと
 1.新潟は、まだ「裏日本」と言う土地柄なのかJASRACの支部はありません。よって、
東京から新潟までの新幹線の往復でほぼ2万円また、
ホテルの宿泊代金を最も安いと思われるビジネスホテルに泊まったとして1泊5000円前後 
また、喫茶に行ってコーヒーを飲んだ代金400円
 
で、合計最低限2万5400円までは、必要経費としてかかります。

   これは、JASRACの職員(JASRAC定款の第22条)が
   やれば5万円以内で済むはずです。
   ところがこれを探偵事務所が行うと言うことは、
   10倍の50万以上するでしょう。民間企業の経営者の立場からするととっても経営努力をしている姿には見えません。

 また、よく国会議員の金の問題で「あくまでも、秘書がやったことで私は何も知りません。」というやつとおんなじ構造のような気がするんですよ。

 国会議員 → JASRAC及びその職員
 秘書   → 探偵事務所

だから、裁判でやばくなったときに「あくまでも探偵事務所がやったことでJASRACにはなーんの問題もございません。」という尻尾きりの役を探偵事務所を担っているという構造です。

2.とある新潟のJAZZ喫茶の話ですが、この店もJASRACとの調停すること6回でとうとう楽曲使用料を払うことができずとうとう廃業という形になりました。
そこで、裁判所で言われたこと
「国から支給される生活保護のお金から今までの未払い分の楽曲使用料を払ってください。」と言われたそうです。又聞きの又聞きの又聞きくらいの情報の確度の問題はありますが、街金の取立てよりたちが悪いんじゃない
と思うT42でありました。

by T42 on 04/01/30 22:14

新潟の件は週末にライブやってたらしいですから、そのときの内偵を元に計算なんじゃないのかと勝手に思ってたんですけど、どうなんでしょう?
名古屋のライブハウスの件だと月に¥28000って算定(広さで異なる)の計算で80ヶ月で約200万円って算定らしいですよね。

使用料規程
=第2章 著作物の使用料
 http://www.jasrac.or.jp/profile/covenant/pdf/royalty/rylty01.pdf
==第1 節演奏等
===5 社交場における演奏等
====(1) 主として不特定の客を対象とするもの
=====業種5 ライブハウス、音楽喫茶など音楽の鑑賞を主たる目的とするもの
→別表5、別表15 又は別表16
の辺の計算ですね。10年で552万なので、月額46000円。
これ以上はどういう計算なのかわからないので推測するしかないかな。

by cab on 04/01/30 02:57

ここ何日か以前から疑問に思っていたことが頭をもたげてるんですよ。皆さんのご意見を伺いたいのですが。

JAZZ喫茶が著作権侵害を行ってきたという根拠は、著作権法附則14条においての条件を満たしているからですよね。多分レコード演奏を行う旨を宣伝したうえでの飲食をともなう営業が該当すると言う事だと推察。

これまで附則14条に該当しないとされる飲食店は音楽を流しても徴収されなかったが、この14条が廃止されたことで、全ての飲食店が徴収の対象となった。

そうすると、その附則14条によって存在した、JAZZ喫茶とその他のこれまで徴収されなかった一般の飲食店との区別は、附則14条撤廃後存在しない事になったのではないですか?

もしそうなら、今後JAZZ喫茶が包括契約で特別な料金徴収を受けなくてはならない根拠は何にあるのでしょうか?リクエストを受けるとかJAZZのレコードを聞かせますとか言う宣伝を行うとかでしょうか?であれば、それをやめれば、一般BGMの規定でOKなのではないでしょうか?

by コマプ墨田 on 04/01/29 21:17

著作権への考え方は未だ過渡的な段階でしょう。ずっと過渡的なのかもしれない。むかしアメリカの著作権協会ASCAPが著作使用料を吊り上げた事でバップ以前の音楽は衰退したという話は著作権と音楽ビジネスに関わる大失敗事件として未だに語り継がれている。20世紀の権利と訴訟の文化が自明としてきた概念は、ターニングポイントに来てる。もうその仕組みに「如何についていかないか」の方法の模索段階に入っている。(↓)ロカミュージックのコメント。

「著作権が暴走している現状を強く懸念している。私の会社の方式は、新しい文化と新しいサウンドを創る機会を与えるものだ。もし今、自分の利益ばかりを考えてわれわれの文化を誰にも使わせなければ、次の世代に与えるものは何もなくなってしまう」

http://www.hotwired.co.jp/news/news/20031125102.html

by コマプ墨田 on 04/01/28 03:50

SWANの件とはあまり近くない大局的な考えですが、HOTWIREDの記事:
http://www.hotwired.co.jp/altbiz/fujimoto/040127/
記事は「知識」に関してですが、音楽などのコンテンツに関しても同じ事が言えると思いますね。
クリエイターにあまり還元されずに、今や古い流通形態となりつつあるパッケージャーだけに肩入れする権利管理団体が今まで宣伝の片棒をかついでくれていたjazz喫茶から無茶な取立てしてるって、共食いしつつ滅んでいくような流れに見えてしかたありません。
このまま旧態依然とした著作権管理しかできないようだと、後進国になっちゃいますね。

by cab on 04/01/28 02:35

そうですか、アメリカには本来JAZZ喫茶なるものが無い訳ですか。しかも、二次使用料(著作使用料ということですね)は高い。僕はアメリカ文化のいいところとして、権利の主張はしっかりやるけど、公共の文化的な事柄に関しては、例外や救済策のようなものをほどこして、文化的可能性の生き残る場所を残してやる社会とイメージしてたんですが、そんな甘くは無いのかな。ただ、はっきり言えるのは、60年代から70年代にかけて、JAZZ喫茶という文化が日本に起こった、それがなかったらこれほど日本人はJAZZを聞く国民にはならなかった。日本は世界でも有数のJAZZを買ってる国民。それは確か。ハービーハンコックやチックコリアやウイントンマルサリスやマイケルブレッカーなどなど、日本に来てデッカイビジネスが出来るようになったのはどんな人たちのおかげか。どんな人たちがどうやって日本のJAZZシーンを拡大したのか、アメリカのレーベルやミュージシャンはよく知ってるはずだ。コルトーレーンもモンクも来日した時に、あるJAZZ喫茶をおとずれ飲み明かしたと聞いてる。そんな場所がJAZZ喫茶だったのにね。

by コマプ墨田 on 04/01/28 01:35

続けての書き込みお許しください。
まず、重要と思われる点について今回の署名活動は、
「JASRAC音楽使用料規定の改正を求める署名」であって
JASRACの存在自体を否定する活動ではないことです。
つまり、楽曲使用料が地域間の経済格差などの諸事情を
考慮されていない料金体系になっていることが問題で
あること。
公式の文章ではないのかもしれませんが、JASRACが諸外国からコンサートの料金体系の見直しを迫られている文章を昨晩喫茶スワンで拝見しました。その文章によると
現状の日本だと3億円の公演に20万円しかJASRACは
徴収しないそうです。
先回の新潟のJAZZストリートは、最初のJASRACからの
徴収金額は38万円だったそうで、私は第3者の立場から見ても、

3億円のチケット売り上げ    → 20万
1000万円のチケット売り上げ → 38万

この算定基準が数学科卒業の私から見ると、
1次関数では表現不能
Log関数は結構いい線いってるかもしれない

どうみても、お金をあんまり持ってないところから
たくさん取って、お金持ってるところからあんまり取らない仕組みにしか見えないもん。

まだ、お金を持っている人からたくさん取って、
収入の少ない人はそれなりにとっている国税庁の方が
まともに思える。

cabさんに言われた通りで、現在もういくら支払うか
という最終段階近くに来ているので、裁判に悪影響を
及ぼす可能性があるので、PDFを公開しようとしましたがホームページ上の情報は不特定多数の人が見ているので、お店にいたずら電話などかかると非常にまずいので
やっぱりやめることにしました。

その代り、将来JASRACの楽曲使用料金が引き下げられた時に、過去の払いすぎた分の払い戻し請求をお店がやるつもりならば、支援したいと思っています。

by T42 on 04/01/27 14:36

コマプ墨田さま早速レスを付けてくださって大変感謝しております。今晩は、「SWAN」にいって署名の用紙をもらって来ました。 とりあえず、それをPDFファイルに変換して
「SWAN」さんの許可を得た後にホームページ上で公開します。
 まずこの問題の根本について、私が知る限りの情報を
ここに書き込みしておきます。社団法人 日本音楽著作権協会は、民法では公益社団法人に分類されると思われます。曲を作った人や作詞した人とそれを使用して商売などを行う者と一対一の関係で契約を結び相応の合意の下で適正な使用料金を払うのが理想の状態です。その理想を追求するならば「SWAN」が所有するレコードやCD音源がおよそ2900タイトルでその演奏をしているアーティスト本人と全部契約を交わさなければなりません。その代行業務を行う存在としてJASRACがあると思うのですが、そう仮定すると「SWAN]側は、
1.
領収書
楽曲使用料として、「喫茶スワン」よりの支払い分
XX円確かに受け取りました。
 アーティスト直筆のサイン →  XXXXX


2.
そのサインがアーティスト本人であることの証明として
サインを書いているところの生写真(なぜこんなことを
書くのかと言うとちっちゃい頃にいったゴレンジャーショーでショーが終わった後サインをしてもらったのですが、
今思うとサインを書いている人って絶対TVに出ている人と違うと思うからです。)

の2つぐらいは、もらっていいんじゃないでしょうか。

JAZZ喫茶が日本の文化であることについて
先に書き込みをした違うJAZZ喫茶のマスターによると
アメリカでは、2次使用料が高いらしく(補足1次使用は
レコードやCDを買って本人が聞くこと。これは、メディアつまりレコードやCDの代金に含まれています。2次使用は、自分以外つまり「SWAN」にしてみれば来てくれるお客さんにそのレコードやCDを聞かせるような使い方です。)
日本のJAZZ喫茶のような形態のお店はほとんどないらしいです。
さて、日本のJAZZ喫茶がなぜ成立したか?に話を戻しましょう。当時のレコードは高かった。これだけで十分でしょう。JAZZ関係の書籍を読んでみるとBlueNoteのオリジナル版が3000円くらいで(記憶があやふやなのでたぶん誤差があると思います。)当時大卒の初任給が1万数千円の時代です。てきとーな比例計算でも月収の4分の1から6分の1に相当します。だから、今にするとCD1枚に対し
4,5万円払うようなもんです。それを考えると入場料
5千円のコンサートに8回から10回いける計算になります。だったら、コーヒーを飲んで自分で買えないレコード
をたくさん聴くほうを自分は選びます。その場所を提供していたのが日本各地にあるJAZZ喫茶で日本にJAZZという
海外音楽文化の普及に非常に貢献してきたんです。

疑問その1
公益とは、不特定多数の者の利益を指すことが一般常識として通るならば、JASRACの楽曲使用料の算定基準がなぜ
「いずれか多い額」という文章が多いのかこれは、あまりにもアーティストに肩入れしすぎで払うほうの人権が無視されているように思うのですが?

疑問その2
オリジナルを作った人建築でいえば、設計図をかいた人
にお金が行く仕組みになっているが、MIDIファイルや着メロを作っている現場作業員は公開した時点で一方的にお金が取られる仕組みそれって公益にかなってる?

これぐらいで今日のところは止めときますが、

cabさんへ
今日、「SWAN」さんに聞いてきたところJASRAC Gメンでは
なくて、ちゃんとした探偵事務所などに依頼して調査しているようです。だから、その調査終了後に正式にJASRACの
職員が来るような感じらしいです。この場を借りて誤った
情報の書き込みについてお詫びします。

http://www.jasrac.or.jp/profile/disclose/pdf/h14/yt_03.pdf

の業務費の中の調査費に今回の調査費用も入っているんでしょう。たぶんだけど。

by T42 on 04/01/27 02:01

JASRACの財務状況などはこちらで
http://www.jasrac.or.jp/profile/disclose/index.html
公開されていますね。但し、どの曲の著作権料として誰にどれだけ払ったなんていうデータは当然公開されていませんけどね。

T42さん、興味深い情報の提供ありがとうございます。JASRAC Gメンは身分を詐称して調査してるんですね(注意:JASRAC GメンではなくJASRACから委託された第三者であるらしい)。勉強になります。インタビュー載せたらこちらは喜んでリンクさせていただきますが、載せるかどうかはT42さんの問題意識の持ち方次第、世界との関わり方次第、御自信の判断次第だと思いますよ。例えば掲載したことでJASRACがSWANに対して態度を硬直化させて、和解に影響を与えるかもしれませんよね。
インタビュー対象のSWANのママさんに認可や校正をしてもらった方がいいかもしれないし。

というわけで、黙ってても何も良い方には進展しませんが、なにかしようと思うならリスクを負う覚悟も必要かもしれません。ま、ちょっと大げさに書いちゃったかもしれませんが。

by cab on 04/01/26 23:51

T42様。大賛成です。新潟発世界ですね。というのは、日本語で書いてあっても読んでる外国人やメディアもあるかもしれませんからね。どんどんリンクは広がるでしょう。

僕は、JASRACが決めた仕組みが文化庁の方針に本当にあってるか?という疑問もあるんですが、一方で本来の著作権所持者がこの状況をどう判断するだろうかということが非常に興味があります。本来の著作権所持者の国の環境、まあ、この場合実質アメリカとヨーロッパと言う事になりますが、それはどうなのか。全米ジャズ協会とかミュージシャンのユニオンや財団とかの見方は?たとえば、入場料1000円の地域協力のイベントから20パーセントもの使用料をむしり取るようなことを望むかどうか?

今回の問題は、本来の著作権所持者の大半が海外にいる以上、完全に国際的意見が交わされるべき問題なのです。

by コマプ墨田 on 04/01/26 15:13

初めまして、T42と申します。現在、新潟でコンピュータ関係の仕事をしているものですが、自分も、ホームページに
アーティストの歌詞や、MIDIファイルの使用を考えた場合
JASRACは避けて通れない問題です。個人のホームページにも鈴木祥子さんの「言葉」の歌詞を使っていたのですが、
JASRACの楽曲データベースからJASRAC管理曲と判明し、
現在、その手続きをするためホームページは、閉鎖しています。JAZZ喫茶の問題ですが、私もNHKの放送を見て、以前
私が所属していたBigBandのLiveをしたJAZZ喫茶のマスターが署名活動をしている事を知りその晩に早速、署名をしてきました。たまたま、そこに、今回の「SWAN」のママさんがいたので直接話を聞いてきました。それによると、JASRACの職員による内偵調査が2回あり、2回目の来店の時は、変なお客さんだなと思いつつも「領収書はどうしましょうか?」と聞いたところさすがに「JASRACでお願いします。」といえなかったのか「K村でお願いします。」といったそうです。また、NHKにしても放送時間の関係上どうしても、すべての取材テープを放送することが出来ないので
こういう風に放送してほしかったという「JAZZ喫茶」側の
意向が放送に反映されてないように話を聴いて思いました。そこで、とりあえず、私に出来ることは、JASRACに歌詞および楽曲の使用許可が下りない間自分のホームページにて、「JAZZ喫茶」経営者のノーカットインタビューでも
載せたら多少情況(現在のところ3000名しか署名が集まっていないそうです。)が変わるのではないかと思っているのですが、皆さんどう思います?

by T42 on 04/01/26 08:50

その記事

http://jam.velvet.jp/copyright-news.html

by コマプ墨田 on 04/01/25 23:20

cabさん、新潟の地方メディアのこの問題に関しての取り組みは、まさにこれぞジャーナリズムと言えるもののようです。残念ながら放映された番組自体は見れないのですが。NHKと民放2局が深い取材を行った模様です。継続取材をしてるようですしね。当初のJASRACよりと言われてもいたし方ない大新聞の報道のために、正確な情報がないまま議論が動いた観があったのですが、新潟日報の1面を割いての記事にはJAZZ喫茶側の立場が明確に示されています。こちらのサイトに全文引用しました。公的に必要な情報だと判断しての引用です。

by コマプ墨田 on 04/01/25 23:16

昨年の文化庁の著作権分科会の報告書原案にある国の現状での立場と、JASRACが今平然と行っている過去分巨額請求のギャップが大疑問だと思うのですが、もしこの過去分請求がここで通るのであれば、これはJASRACだけの問題と言うより、大元の文化庁の問題になってしまう。ただでさえ文化庁の天下りうんぬんを言われている訳だから、説明がキチンと付く対応を文化庁に求めたいところです。あるいは、国が正式に間接侵害規定を認めていない現状で、一方的に演奏会場提供者が行ったかもしれない可能性(営業していたのだから侵害した)だけを理由に、業者側が支払わせる事が出来る理屈が在りえるとすれば、文化庁にこそそれを説明してもらいたい。報告書の第五章を読んだ限り僕は在り得ないと判断したけど、その視点は未だ変わらないですからね。そもそも、本来の著作権者がいるのに、そことの関係は一切とわれずJASRACとの契約において起こる関係だけを前提に著作権法が扱われること事態が不可解だ。

さらに、そもそも新潟に限って言ったって、今回根拠になるほとんどの著作権は海外のアーティストのものである。なのに海外の実質的な権利者とJASRACの関係は一切問題にならず、JAZZ喫茶側とJASRACの関係だけに限定されて物事が動くのはおかしい。国内のミュージシャンに関してなら、彼らは完全に著作権をJASRACに手渡しているので、JASRACがそれを自分の著作権として主張するのはありえるかも知れない。しかし、海外の著作権管理が同じシステムなのか疑問だ。

JASRACはどのような方法で、海外の著作権者に払うのか、海外の権利者側とどのような契約関係になっているのか国民に提示すべきだ。たとえば、アメリカジャズ協会やジャズの巨匠の財団がこれに関してどのようなスタンスを取っているのか、国民はキッチリ知る必要がある。その調査は本来は大新聞各社がやるべきことだが、多分やら無いであろう。でも個人的に聞いても案外外国では教えてくれるものです。

実際、今回JASRACが自分の権利だと主張して全国から徴収する著作権料は、ほとんどがはっきり行き先がわかるものだ。個別のミュージシャンにまで直接渡すことは難しいと言うかもしれないが、少なくてもアメリカとヨーロッパと日本のパーセンテージを出して、それぞれのJAZZ協会に配分できるようにするぐらいは、ここまでの巨額徴収する以上当然そんな簡単なシステムぐらいは確立してあってしかりでしょ。ネットで言われているプール金とか言うのが本とで、そこに回っていたとしたら大変なことだと思う。

by コマプ墨田 on 04/01/25 02:50

NST(新潟総合TV)の記事:
http://www.nsttv.com/cgi-bin/nst2100.exe?DATE%3d20040122
JASRAC側が「相談に応じる」姿勢を見せ、来月23日に引き続き話し合いが持たれるそうです。

JAZZ in 新潟さん
http://www.inet-shibata.or.jp/~jazz/
のBBSからの情報でした。

by cab on 04/01/24 17:05

新潟のJAZZマンたちの支援ライブ。プロテストする音楽たるJAZZ本来の姿。

http://www.inet-shibata.or.jp/~jazz/home2.htm

by コマプ墨田 on 04/01/11 18:02

あ、(↑)。CABさん、署名活動の件もう書いてくれてたんですね。THANKS!

by コマプ墨田 on 03/12/19 22:45

新潟JAZZ喫茶SWANによる静かなる抵抗運動。ぜひ署名活動にご協力ください。
http://jam.velvet.jp/movement.html

例の24日提出期限の文化庁の原案、特に第五章を何回も読んだ感想を書いてみました。
http://jam.velvet.jp/copyright-2.html

by コマプ墨田 on 03/12/19 20:53

このサイトの著作権への考えには賛同しました。無条件な権限を中間管理業者に与えてはならない。

http://www.kt.rim.or.jp/~sugasawa/sub/kenri.html

by コマプ墨田 on 03/12/15 23:34

おー、オープンクリエイション!、こりゃ、おもろい。こういう組織とライブハウスがコネクトすれば一番いいわけですよね。で、そこで、JASRACがわの権利も守れるようなコミュニケートを取ってくとか、ようはその方がJASRACだって楽になるだろうと思うんですがね。

しかし、例の文化庁の報告書案を読むと、JASRACの強引な訴訟法律を盾に屈服させるやり方を国の検討委員会は基本的に認めてなどいないですよ。要するに著作権法をどのようにこの国のあり方に合わせて正しく運営するかを検討しているまさにその最中で、いろんなことが何も決ってない状態なわけでしょ。その辺を国民が何も知らん事をいいことに、もう法律も国も支持してる既成事実であるかの如くに、請求やそれに従わないものへの脅しとも取れる訴訟を行っているということになるんじゃないの?これは大問題だ。第五章「司法救制度小委員会」の項目をぜひお読みください。

そもそも、JASRAC管理曲の何を何時侵害したのかを証明もしないうちに、損害賠償申請できることに疑念がある(誰が考えても当たり前だが)。もし、侵害事実が証明されてる場合でも、その一回を根拠に可能性としてのMAXまで請求するとすれば、文化庁の指針から逸脱してることになるのでは(ちゅーより、これって逆に犯罪性はないの)?また、この原案の視点からすると、あくまでも侵害行為を行った演奏者に責任の主体があってライブハウス側が全責任を持たなければならないという絶対の根拠は無いみたいだよ(これも検討中らしい)。たとえ、いくつかの個別の侵害行為が証明されたとしても、証明されていないその他の可能性にまで渡って、これを根拠に請求などできるはずない、この原案を読むとそういうことになんじゃないかな。かなり、あっちこそ違法に近い独善的な解釈を行ってるようにオイラは読んだけど。(違ってたら言って頂戴。)

たとえば

「演奏会場提供者・・に対する一般的な間接侵害規定の導入は、我が国の法制にはないものであり困難であるが(72 p)」とあり、これを今後どうするかと言う議論の段階にある以上、この方針が現状の国の立場だと読みましたが。

文化庁「文化審議会著作権分科会報告書(案)」

http://www.mext.go.jp/b_menu/public/2003/03120901/001.pdf

上記報告書案に関する文化庁意見募集サイト
http://www.mext.go.jp/b_menu/public/2003/03120901.htm

国民の意見を24日まで文化庁長官河合隼雄さんまで、提出できます。

by コマプ墨田 on 03/12/13 14:58

いや、沢山書き込みしていただく事は特に気にしてないですよ。無記名がちょっと気持ち悪かっただけでして。こちらこそきちんとフォローできずにすみません。
spamと書いたのはこういうところに本当のアドレスを書くと、アドレス収集ロボットに拾われて迷惑メールが来るようになるから、気をつけましょうって意味です。

著作権の問題ってやっぱりみんなに考えて欲しくて僕もこういうエントリーを書いてるんですけど、問題が複雑ですよね。
でも、ライブハウスやJazz喫茶から恐喝まがいな方法で集めても結局演奏した人に還元されないような方法ってどこか間違ってるのは確かだと思います。
あと模倣的な部分やリミックス的な部分がもたらす新たな創作文化の興隆に対しても今の著作権システムは対応し切れていないし、考えれば考えるほどそういう部分にきっちり対応するのは困難なのではないかと思うわけです。
みんなが楽しめないんじゃ音楽の「楽」の部分がなくなっちゃうと思うので。
津田さんが以前HotWiredの記事で紹介しているOCPL
 →http://www.hotwired.co.jp/bitliteracy/interview/020508/01.html
 →http://www.opencreation.org/
これは、最近流行りのCC(クリエイティブコモンズ)にも似ているのですが、私の個人的な感覚からすると、このOCPLのような管理が一番しっくり来ますね。
ただ、現状OCPLは著作者の主張を表示する方法を決めようとしているだけで、それに基づいて著作権管理の代行を行ってくれるわけではありません。すなわち自分で全て管理する必要があります。
著作権を保護し管理を委託したいのであればJASRACやe-Licenseに登録するしかないのですが、これはOCPLのような詳細な条件設定はできないので、逆に楽曲の使われ方が不自由になってしまいます。

by cab on 03/12/13 02:10

cabさん、気づくと一人で書き過ぎだったかもと、反省してます。とりあえず、例の文化庁の原案を読む作業に入ってますので、落ち着きますので。どうもスンマセンでした。ぜひ皆さんも、読んでみてください。やはり、72P 「権利侵害行為の見直しについて」は重要ではないでしょうか?

by コマプ墨田 on 03/12/12 21:50

スパムと言うんじゃなくて、単純にいそいでたんですわ。

by コマプ墨田 on 03/12/11 03:02

あ、すいません。全部オレでした。また、オレばっかりか行っちゃってすいません。人のサイトなのに。

by コマプ墨田 on 03/12/11 02:59

いろいろと情報感謝しますが…
無記名の書き込みが増えてきたので、名前とメアド必須に設定を変更しました。
spamを避けるためにメアドは偽称でも構いません。

by cab on 03/12/11 02:51

文化庁「文化審議会著作権分科会報告書(案)」

http://www.mext.go.jp/b_menu/public/2003/03120901/001.pdf

72P 「権利侵害行為の見直しについて」あたりが関係あるきがした。しかし、専門家が読まんとどうもならんな。

by on 03/12/11 01:17

下のカキコミが教えてる、文化庁がまとめた資料に、文化庁自身が広く意見を求めているというサイトだそうな。

http://www.mext.go.jp/b_menu/public/2003/03120901.htm

by on 03/12/11 01:02

12/10ここに出た書き込みは重要度が高いニオイがする。イマイチ、自分もまだ詳細つかめてないのだが。

http://music.2ch.net/test/read.cgi/music/1025151926/l50

by on 03/12/11 00:59

問題の所在をまとめてみました。

(1)ライブハウスのカテゴリーは、カラオケと同じになっちゃってる。
(2)一律月いくらで納めさせるので、どの著作物を演奏したとか、それが本当の権利者に行くかとかは、システムとして問題視されていない。これをブランケット方式というとのこと。
(3)当然ながら、ライブハウス出演の著作権者には配分されていないらしい。というより、出来る分けないよね、このシステムで。
(4)とくにインプロやノイズには関係ないと思っていても、それは甘い。
なぜなら、インプロのようなものでも表現されたものは全て徴収対象だと定義している。メンバーに一人でもJASLAGの会員がいれば徴収対象となる。しかし、配分する時はインプロは認めないと言われたと言う情報がある。これに関しては明確なシステムの説明が必要なのだが行われていない。
(5)これは、疑問としてだけ報告しておきますが、大変な国民問題。なぜ、一日の査察で発見した管理曲の使用を根拠に、過去にわったっての可能性としてマックスにあたる金額を請求できるのか?過失があっても、判明したそれに対して損害賠償するのでいいのではないか?普通の軽犯罪ではそうだと思うのだが、なぜ著作権侵害だけこんなに罰則が厳しいのか。

これは、著作権とは何か、文化庁が推進する著作権のありかたが今どうなっているのか、知るのにいい情報がネット内を飛び交ってるので、ぜひみなさん目を通してください。素朴な疑問が重大な疑念になってますね。

by コマプ墨田 on 03/12/10 16:10

横浜エアジン(BBSディス化す中)
http://www.angel.ne.jp/~air-gin/Jazz/

by on 03/12/10 02:33

で、2chが非常に凄い動きをしてるんですね。興味深いく辛らつな議論が展開中ですワ。

http://www6.big.or.jp/~beyond/bbsnews/search.cgi?q=JASRAC

by コマプ墨田 on 03/12/10 02:15

さらにその後の、玉木氏BBSの展開で出たご意見は非常に貴重です。(ちょっと行き違いもあったのですがBBSなのでそういう事もあるかと・・。)

http://bbs2.otd.co.jp/18532/bbs_plain

by コマプ墨田 on 03/12/10 02:12

あ、新潟JAZZ野郎ではなくて、JAZZママさんでした。

by コマプ墨田 on 03/12/09 16:30

かなり、いろんなサイトでここと同じ状況が出来ているようですね。今まであまり深く追求しなかった著作権をめぐっての一般人とJASRACのビジョンの違い(ズレ)や、JASRACが規定してるシステムの在り方に国民が目を向ける大きな契機になってるみたいですね。また、JASRAC的な固定財産的な著作概念ではない、全く新しい創造のための著作権概念も何故かこうした時期にブレイクし始めてますね。(クリエイティブ コモンズで検索してみてください。これは21世紀でしょ。)

よい知らせとしては、新潟のジャズ・ストリートというフェスをこの苦境の中で新潟ジャズ野郎スワンさん,1月に開催するそうです。JAZZ屋の魂をかけてますね。

それにしても、間違いなくここは、日本に残された数少ない超ド級の<JAZZ辞典>だろうけどこの宝を没収して行くんだろうね、文化庁は(おおもとはそうなんでしょ)。JAZZはいろんな分野から重宝がられる芸術です。なんか雰囲気欲しいとJAZZだJAZZだですよね。で、それでJAZZって何なの?1960年代から収集し続けたレコード全て、これはモダンJAZZの歴史全部と言っても過言ではないでしょ。これをコーヒー400円で30年以上聴衆に聞かせて、店をやり続けてくれただけでも文化庁は頭を下げるべきだろー。JAZZの表面ズラは大切にする国だが、現実の日本のJAZZシーンを何が支えたのかはどうでもよろしいで、それで文化なのかと世界が言うよ。デューク エリントンもあっちで泣いてるゼヨ。

by コマプ墨田 on 03/12/09 01:31

ここはJASRACの実態についてわかりいいサイトですね。

http://homepage1.nifty.com/azegami/jasrac.html

by コマプ墨田 on 03/12/05 19:58

Cab,さん。その辺がキチット考えなければ成らないんですよ。額が少なくて払いやすいのでいいとは言えないのです。なぜなら、そこで徴収された著作使用料は、確実に演奏者(本来の著作権者)の元へはとどかないからです。とどけようがないと言うのがより正確ですね。このあたりは、さらに展開している玉木氏BBSの熟読をお願いします。今回あえてライブハウス側の意識にも苦言を呈してる巻上公一さんのご意見も登場しています。

by コマプ墨田 on 03/12/03 13:38

僕は現実に目を向けると既に多くの物を巻き込んで回っているシステムにテコを入れるのは
つくづく大変だと心底思っています。
小さな問題の決着を決して見る事が無いうちに次の問題が発生してくるからです。
それこそ極端な話ですが、仮にJASRAC存在が吹き飛んだりしたら現在の音楽産業はカオスと化してしまいます。
未曾有の混乱です。
それが容易に推測できる。だから人々が存在に関しては変えようの無い部分として捉えていると感じています。
ただし、それさえもリセットして考えてよいのであれば、
僕達が生まれた時から既にあるJASRAC単体に対してではなく、
このように扱いが難しい(特にPC出現以降)要素の物を、かつて衣食住並に人々の自由な物であるはずだった音楽を、
あまりに簡単に食べられるジャンルに仕立ててしまった「全ての始まり(原点)」に
なぜ人々は再注目しないのか?不思議でなりません。

つぶせと言っているのではありませんが、改めて再構築したものを作っていこうという話はあまり聞きません。

「JASRAC問題を解決していこう」それしか未来に道を開く何かは全く無いのか?
とも思うわけです。
この問題の渦中にいるうちは、人が居心地良く感じられる「ゆるさ」のような物は今後も存在し得ないと思います。
根本をとりあえず全て受け入れた者(受け入れさせられている)の協議でしか無い、そんな印象も受けています。
有史以来の人の食べていく方法の誕生の歴史をちょっと勉強してきます。

by syotaro on 03/12/02 20:39

お二方の積極的な活動には感服しております。
別の視点での見解を示しておきます。
ブランケット方式が正しく実態を反映しないのは問題だというのは正しいのですが、1ヶ月いくらというおおざっぱな料金徴収のしくみは額さえ適切であれば徴収される側からすると面倒が無く歓迎されることも有るのです。
細かく集計する必要もありませんし、例えばインターネットや携帯の通信料などインフラ的なものほど定額料金制が好まれる傾向はあり、これもまた事実だと思うのです。
今回の件は額が法外で、突然集金にやってくるJASRACのやりかたが特に問題なんだと思います。

何らかの方法で伝達し人の耳に届く事で価値が芽生える音楽の特性上、聴く人が価値を認めたときに、その作者(作詞者・作曲者)と実演者(演奏者や歌手)のどちらにどれだけの価値を認めたのか測定できない。
実演といっても、スタジオやホールでのプロの演奏から鼻歌まで幅がありすぎてどのレベルから有料にすべきか線引きが難しい。
パッケージなら販売しやすいが、デジタルデータだとコピーに対して対価を得るのが難しい。
…と、難しい問題が複雑にからみあっていて簡単な解はなさそうですよね。

by cab on 03/12/02 03:09

JASRAC問題の旗手、玉木宏樹さんのBBSで直接お話を聞いてきましたです。ボクらが考えてる素朴な疑問はほとんど重大な疑問だった事が氏の視点からも裏付けされました。

http://bbs2.otd.co.jp/18532/bbs_plain

by コマプ墨田 on 03/12/01 20:00

あれ、毎日の記事もなくなってる。ずいぶん引き揚げるのが早いなあ。産経だけはコピーしときましょ。追跡記事なんか期待出来そうもないだろうねぇ。全国版でキチッと筋を通した記事を書いて欲しいところだけどもなぁ。

by コマプ墨田 on 03/12/01 00:39

オー、これこれ、これですか。この島じゃ同じこと言っても業界誰も相手にしないだろうけどねぇー、今は。でも、世界の流れに直になるんじゃないかな。だって、金払う連中のほぼ100%がこれを求めてるんだから、あっという間にこうなるんじゃないの。で、こっちのやり方のほうが売れるんだったら、オオダナも直にそっちになびく。その時は、島の代官所なんかはどうでも良くなる。もう、おそらくJASLAG以外の著作権管理会社はそっちを見てるはずだ。

http://www.hotwired.co.jp/news/news/20031125102.html

by コマプ墨田 on 03/11/29 21:22

あ、下の枠でJASRACの規定が反復してしまったですな。別に2回読んでもいいですよね。で、今、一般商店からのBGMの徴収に着手してるJASRACだけど、これまた、一律年いくらいくらなんだけど、これに関してはただ以下のように書いてあるだけ。

>(1) 一般のお店などの場合は1施設ごとの面積によって年額6,000円から50,000円までの6区分、宿泊施設については宿泊定員によって同様に6区分で定めてあります 。

もうちょっと詳しく書いてあるところへ飛んでみたが同じ事を詳しく書いてあっただけ、JASRACの権利のある何の曲に対しての徴収なのかをまず断固糾弾してみることをやってみて、結果報告して欲しいですね。全国の商店主さん!

by コマプ墨田 on 03/11/29 14:02

JASRACのHP見てるけども、ライブハウスみたいに毎日出演者のビジョンで選曲し表現を行ってる店への特別な規定が書いてあるページが無いよ(と思う)。カラオケとレコード演奏見たいのはあったけど。そうすると、ライブハウスでの演奏も一般のコンサートでの演奏規定と同じだと考えると、JASRACは徴収方法を曲事か公演ごとに集めると言ってるから、JASRAC側がJASRACの権利が及ぶ何において請求してるのかを確定できない場合、徴収は不可能じゃないの?しかも、月いくらいくらで集めていて、どうやって著作権者側に支払う事が出来るのかい?超能力者せもやとってるのかいな?

そこにはこう書いてあるね。(↓)

>使用料規定では、演奏での音楽のご利用に2つの算定方法を設けています。

(1)1曲ごと(曲別)に算定する方法
算定基準: 平均入場料・会場の定員数・演奏曲目ごとの演奏時間
算定方法: 演奏時間に応じた1曲ごとの使用料の合計

(2)入場料・定員数などから包括的に算定する方法
算定基準: 平均入場料・会場の定員数・公演時間
算定方法: 上記の算定基準による公演1回ごとの使用料

>使用料規定では、演奏での音楽のご利用に2つの算定方法を設けています。

(1)1曲ごと(曲別)に算定する方法
算定基準: 平均入場料・会場の定員数・演奏曲目ごとの演奏時間
算定方法: 演奏時間に応じた1曲ごとの使用料の合計

(2)入場料・定員数などから包括的に算定する方法
算定基準: 平均入場料・会場の定員数・公演時間
算定方法: 上記の算定基準による公演1回ごとの使用料

by コマプ墨田 on 03/11/29 13:47

お、朝日は自分で気づいたのか記事がもう消えてるわ。毎日の記事に関してはちょっと言い過ぎました。一応中立ではあるでしょうね、ただ著作権のこと知らないで書いてる。もう寝ます。

by コマプ on 03/11/26 00:40

「大新聞社の記事は本質を隠蔽してる」
そうですね。
焦点が違う気がする。浅いとこだけ、見えて来るのは。
人の心に問題としてうつらない記事に仕上がってると思います。読みやすく校正されていて、文章的にはきれいにまとまってはいるけど、興味がない人や関心の薄い人たちに本当の問題は伝わらないですね。社会問題としてはまだ認識されていないのが
現状なんですかね?
みんなだまされるな〜〜〜。

by syotaro on 03/11/25 22:41

syotaroさん、さっきデジマにも書いた。

by コマプ墨田 on 03/11/25 22:17

言い忘れてたけど、上に貼ってある大新聞社の記事は本質を隠蔽してると言われてもしょうがないね。あんな記事だと、JAZZ喫茶側が何かの具体的な著作権を侵害して未払いになっており本人も認めてるようにしか読めない。もしかしたらフェスに関しては対象があるのかもしれないけど、過去にさかのぼってのレコードかけてたことの著作使用料というのは具体性がないだろー。月いくら方式の累積って幻想主義でしょ。JASRACがどんなあほらしい請求の仕方で500万とか言ってるかちゃんと書いていないんだよね!
何を国民に知らせなくてはならないか分っておらんのか、あるいはグルなのか?完全に偏向してる記事ばかりだ。でも、所詮こんな程度なのかもな日本の新聞記者なんて−のは。

by コマプ墨田 on 03/11/25 21:42

ひとり思い当たる人間がいますので、
今からコンタクトを取って情報を投げてみます。
少々お時間を下さい。

by syotaro on 03/11/25 00:10

JASRACが集金に来る場合、自らは法の番人だという口調で来ますが、彼らはただの仲介業者に過ぎず、こうした業者をを管理する法律がまたありますよね、なんつったけ〜?こうした側面から見て対応できる法律の専門家とコンタクトをとってやり方を考える事は、名古屋も新潟も早急いるなぁ。法学部出身のバンドマンだっているんじゃないの。出番ですがな。

by コマプ墨田 on 03/11/24 22:04

コマブさんこんにちは
ここにもいらっしゃっていたんですね(喜)
--->「音楽が管理されないものであるはずは無いという主題ですよ。」
まさにそうですね。とにかく奴らの追跡も追随も許さない仕組み作りに励みましょう。コレは話で終わらせる事では無くて、今すぐできそうな事から着手するべきだと真剣に感じています。
僕は一生かかっても構わない仕事だと思っていますが、やはりなるべく早く、出来るだけの事を仕掛けていきたいです。
「道路公団総裁を首になった老人」の話は僕も
あまりにいい例えに思えたので自分も引き合いに出していますが、あの話題はメディアがガンガンに伝えたおかげでほぼ国民の全てが知ろところとなりましたね。
「同様にJASRACの問題も国民が知るところ」のスキルに持ち上げるなんらかの手段を練るのが、有効な作戦の一つと成り得る気がします。
実践的ないいアイデアが浮かんだらすぐ連絡します。

by syotaro on 03/11/24 18:47

いや、金銭搾取の問題もさることながら、JASRACの意図するところは究極ひとつです。音楽が管理されないものであるはずは無いという主題ですよ。もっと端的に言いますと、芸術家や音楽家が、管理機構が完成させれると思ってる完璧なシステム以上ではあってはならないということのために戦ってるのです。道路公団総裁を首になった老人を思い出してください。ああいう人間が仕切ってるのですよ。今、ナチス統制下の芸術がどうであったかを思い出すべきです。

by コマプ墨田 on 03/11/24 14:34

ーー>音楽をどうしたいんだろうか、
世の中の音楽を全て効率よくお金に替えたいだけですよ、きっと。

by syotaro on 03/11/22 22:53

うわ、改行し忘れ。。
ごめんなさ〜い。

by yattz on 03/11/22 15:52

552万円のために、後に続であろう財産(お金も文化も)を投げ捨てるJASRCのやり方が気に入らないなぁ。音楽をどうしたいんだろうか、彼等は。

by yattz on 03/11/22 15:51

酷い話。
胸が痛みます。
なんとかしないと・・・

by syotaro on 03/11/22 13:53
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