著作権改革よりも事業モデル多様化
CNET:森祐治・情報経済ブログ←
音楽配信メモ
著作権は、元々は創作者の権利を保護するためのものだったが、今はビジネスの対象として扱われることのほうが増えている。つまりは、必ずしも創作者の権利を保護するためのものではなく、作品の流通を限定し、希少性を発生させることで、価値を創出するための道具として機能しているということだ
ただ面倒なことに、「作品の流通を限定し、希少性を発生させ、価値を創出する」ための仕組みがあまりに複雑になりすぎて、誰も管理できなくなってしまったのだ。結果、著作権ゆえに新たな環境での再利用に対応できず、流通配信がなくなってしまった。だから、著作権制度がよくない、と言う声が高くなってくる
音楽に限らず既得権を守る事で将来の芽を摘んでしまっているという頭の痛い話です。あと作成者ではなく出資者が権利者に成ってることの問題指摘ですね。
希少性で商売を続けたい皆さんは、そのまま崩れるまでふんばっていてください、もう。でもって柔軟な契約や管理設定ができる権利管理団体とそれをサポートするシステムを構築してあっさり乗り換えましょうよ、はやく。
by CAB at 04/01/08 01:56