March 24, 2004

小売レコード店の未来

SXSW:レコード店の未来についてSawney Bean's Cave
iTunesで参加アーティストの曲を町中で配信したりして話題になっていたSXSW音楽祭での「小売レコード店の未来について」のパネルディスカッションの概要をhidemuzicblogさんが訳しておられます。

学生たちがP2Pファイル交換を聞きたいレコードの試聴的に利用していたとか、店内演奏用にDJにターンテーブルを提供したりしているとか、深夜まで営業してるとクラブ帰りの連中がそこでクラブで気に入った曲を買って行ってくれるとか、いう割といい状況の話もあれば、田舎では大型店があれば足りるような状況にあり、小さい店は非常に厳しくなっているというような話もあります。

個人的には、いくらネット配信が発達したとしてもレコードを漁る場としてのレコード屋さんには残っていて欲しいってのが本心だなぁ。例えば、iTunes Music Storeなんかは検索がとっても簡単だったりするんだけど、それを超えるようなブラウジング的要素がレコード屋さんの陳列の仕組みに組み込めたら面白いだろうになぁ。
by CAB at 04/03/24 03:24
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Comments

金子さんどうも。
おっしゃる通りでリアル店舗では良い店員の存在が何倍にも店の価値を上げてくれますよねぇ。
そうすると、やっぱし田舎の方で細々やってるような店は、品揃えもお客さんとコミュニケーションするための知識量も限度があるから、ジャンルは絞るしかないし、そうすると更に客層も薄くなっちゃうのか。
そうならないためには、絞る方向としてメジャー系の品揃えをするしか無くなっちゃうワケですね。寂しいなぁ。

店員数と知識量を確保できなくても、そこを助けてくれるようなしくみないかなぁ。

by cab on 04/03/25 10:35

>それを超えるようなブラウジング的要素がレコード屋さんの
>陳列の仕組みに組み込めたら面白いだろうになぁ。

それがあるとすれば、「人間(店員)」でしょうね。「…のような音楽探してるんだけど、なんかいいの無いかな?」「お客さん、それならこれなんかどうでしょう?」…という昔ながらの人間対人間の「コミュニケーション」というやつ。いかにネット配信が便利になっても、人の好みまでは検索してくれません。

by 金子譲@子龍 on 04/03/24 08:53
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