消費者の権利も守る権利管理システム-LWDRM
消費者の権利も守る、新しいデジタル著作権管理システム『LWDRM』(HotWired)
フラウンホーファー研究所がこのほど、『LWDRM』(Light Weight Digital Rights Management:軽量デジタル著作権管理)という新技術を開発した。消費者とアーティストの利益を第一に考え、しかも業界の権利を損なわないよう作られたLWDRMは、人々とレコード業界との対立を終わらせる可能性を秘めている。
本当だとしたらスバラシイかも。説明をざっと読んでみました。
ざっと斜め読みした感じだと、
- コンテンツは暗号化されてて鍵も一緒に付けて作者によって電子署名されている。
- 販売のときにコンテンツに誰が誰に対して売ったのかという情報が電子透かしで埋め込まれる。
- 購入したコンテンツにはユーザの電子署名を入れないと再生や、友達へのコピーが出来ない。
電子署名ってのは、確かにこの人が署名したってことを第三者が証明できるような電子データです。電子透かし ってのは、コンテンツにうっすらと別のデータを埋め込む方法で、特殊な読み方をするとすかし込んだデータを読み出すことが出来るってものです。
結局コピー自体を禁止するような強い仕組みは無いんだけど、コンテンツには買った人を特定するような情報が埋め込まれるので、友達や家族にちょっとコピーするぐらいはいいけど、ネットでばらまいたりすると誰が漏らしたのか足が付くようになっているという事のようです。
名前付けて売るからばら撒くなよなぁって方法ですね。これぐらいが妥協点としてはいい線なのかもしれません。
by CAB at 04/03/25 23:51