Blurが英レコ業界団体BPIに異論を唱える
BLUR HIT BACK AT BPI(NME)←
VIBE-NET
数日前報道されていた、
英音楽業界、ファイル交換ユーザーに提訴警告(ITmedia)
英国の音楽業界団体British Phonograph Industry(BPI)は3月25日、音楽ファイルを不正に交換しているユーザーに対し、この行為を続ければ提訴も辞さないと警告するキャンペーンを開始すると発表した。
これに対し、BlurのドラムスDave Rowntreeが
「『音楽ファイルの共有は素晴らしいが、僕はレコード・セールスで生計を立てたいんだ』なんて、両方の業界にいい顔をするような発言を僕は絶対しないね。僕が言いたいのは、BPIがそのような立場を取ろうと考えるなら、こんないじめっ子連中のようなやり方ではなく、包括的かつ成熟した方法で時間をかけて取り組むべきだということだ。USみたいに、12歳の子どもが裁判にかけられるなんてことが起こるだけだよ。誰にとっても何の得にもならないんだ。
(
VIBE-NETの訳)と反論しているそうです。
違法コピーが増えるとレコ業界は自分達の食いブチ減るわけですから違法コピー減らそうとやっきになってるのはどこの国も同じなようで。まぁ、メジャーレコ業界が「お金を生み出している」(っていうか音楽なんかの価値を増やしてる)ってのは実は一理あって間違ってるとは思わないんだけど、訴訟をちらつかせて…ってやり方はやっぱし気持ち悪いし音楽の価値を下げるようなやりかただと思うなぁ。
コピーを作る権利を占有することでビジネスするってのが、実質困難になってきてるわけで、それを維持するのに金をかけるのか、それとも新しいビジネスのモデルに乗り出すのかってところでどこも悩んでるんだと思うんだけど、成功しそうなビジネスのやりかたも見えないし、難しいってのが実情なんでしょうね。
by CAB at 04/03/30 01:12