May 09, 2004

とうとう坂本龍一氏も輸入権問題に言及

先見日記MEMORY LAB:BBS
とうとう坂本龍一氏が輸入権の問題に言及なさいました。一部抜粋:
音質にうるさい音楽ファンがCCCD規格の日本盤を敬遠し て、CCCDでなくしかも値段の安い輸入盤を買おうと思っても手に入れられなくなる可能性があるのが、今回の法律改正である。産業の利益を守るためとはいえ、音楽産業自らの手で音楽ファンを葬るようなことをするとは、自分の手で自分の首を絞めているようなものである。
先日のシンポジウムを開催した高橋健太郎氏は矛先が定まらなくなるからCCCDの議論と輸入権の議論は切り離して考えたいと言っていました。これは今回変な法案を通そうとしている人たちと戦うには大事なポイントだと思います。
でも、結局のところ教授が言うようにリスナーにとっては輸入盤が塞がれたらCCCDしか残らないって懸念がやっぱりあるわけで、両方向ふさがれていい事ナシだというのが実感なのです。

そして最後の「もう手遅れだよ。」ってのは誰に向けられて発せられた言葉なのだろう?

なお、上記先見日記を運営しているのはnttdataですが、「それぞれの筆者の考えは、必ずしもNTTデータの考えとは一致しないことをあらかじめお断りしておきます。」という事です。こういう場を企業活動の一環として提供できるってのはちょっとイイなと思いました。
by CAB at 04/05/09 23:22
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Comments

CCCDのCDは敬遠してしまいますね。
動作保証されていない上に音質も劣化しているんだったら、最初からMP3で売れば?320kbpsで。

by よしりん on 04/06/05 19:25

あの「もう手遅れだよ」はパッケージビジネスに固執している人たちへの言葉だと思います。
教授の考えでは、CDというパッケージメディアでの音楽流通は今年で終わると思ってらっしゃるようですね。
(以前他のコラムでも似たようなことを書いていらっしゃいました。ソースが曖昧で申し訳ありません。)

ネットで気軽に音楽が手に入る、アーティストとダイレクトにやり取りができる、というのはとても魅力的ですが、あたしの様にジャケ買いを趣味としている人間にとっては、パッケージ流通が全くなくなってしまうっていうのは、ちょっと寂しいので、そうはなって欲しくないなぁとか思います。

by Aya on 04/05/13 05:27
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