投票行こう:比例区って候補者名書いていいのだ!
非拘束名簿式比例代表制って?(All About Japan)
今回の選挙には「選挙区」と「比例区」があるわけですが、「比例区」って政党名じゃなくて候補者の名前を書けるのね。某知り合いに指摘されるまで把握してませんでした。ハハハ…
というわけで、上記サイトにその「非拘束名簿式比例代表制」の説明があります。どうして最近タレント候補が多いのか分かります。
簡単に書くと、比例区は政党名もしくは候補者名の合計で各政党に議席数が割り振られて、その政党内での当選順は各候補者名での得票数の順になる。タレント候補で票数を政党に稼ぎ入れて、タレント以外の議員の当選につなげるっていう戦略なんですね。
極端な例を挙げると、議席が4つしかなかったとして…
α党 - A候補:80万票、B候補:7万票、C候補:3万票 (合計90万票)
β党 - D候補:12万票、E候補:10万票、F候補:8万票 (合計30万票)
なんて得票だったとします。A候補がタレントって仮定ですね。各党の得票総数で党に議席が割り当てられますから、α党は3議席確保でA,B,Cの3候補とも当選、β党は1議席しか確保できないのでD候補のみ当選。
B候補やC候補よりも得票の多いE候補、F候補は当選できません。タレント候補の存在意義わかりました?
つわけで、皆様自分でよぉ考えて、ぜひ投票に行きましょうね。
(本エントリーは投票日まで上位に来るように投票日の日付でエントリーします。初エントリーは2004-07-10 13:08です。)
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