東京の参議院候補に輸入権に関するアンケート送ってみた
6月25日の早朝に今回の参議院議員選挙の
東京の候補者に電子メールにてアンケートを送ってみました。アンケートの内容は
小倉弁護士の作成されたものの1問目だけです。
今のところ回答が帰ってきたのは、
共産党の「今村順一郎事務所」のみです。
既に回答を公開されているサイトもあるので回答の来たものから公開します。
(ほとんど返事が来ないので本来の日付のエントリーに戻しました。)
っていうか、他は返事来ないんだろうか? このアンケートに「真剣に」答えるだけで、かなりの票田になると思うんだけど…署名したの6万人もいたのにね。まじめに一庶民の質問にも答えてくれよ>候補諸氏。
あ、あとそれから又吉イエス候補は非公式ホームページしかみつからなかったために、メールでの質問が送信できていません。誰か、メールアドレスを知っていたら教えて下さい。他に同様の質問をして他の候補者から返事をもらった方はぜひご連絡を。
小倉弁護士のところには社民党の中川直人氏からも回答が返ってきているもようですね。
質問のメールの内容:
【アンケートへのご回答のお願い】
私は、今回の参議院議員選挙において誰に投票すべきかを考慮する際の参考とするために、候補者に対してアンケート調査を行っているものです。同選挙の期間中にてご多忙の折とは存じますが、下記質問にお答え頂ければ幸いです。
(なお、アンケート結果は、インターネット上で公表することを予定しています。)
質問1
新設著作権法113条5項を創設する著作権法改正法は平成17年1月1日に施行されます。同法は、海外のレコード会社が洋楽CD(邦楽CDのアジア諸国ライセンス盤を除く音楽CDのことをいいます。)の並行輸入を阻害するために活用しないことを前提として可決・成立しましたが、その担保はありません。
そこで、海外のレコード会社が洋楽CDの並行輸入を阻害する動きを行ったことが明らかになったときは、新設著作権法113条5項を廃止して頂けますでしょうか。
1 新設著作権法113条5項を廃止する著作権法改正案を超党派で提出して廃止を目指す。
2 他の議員が新設著作権法113条5項を廃止する著作権法改正案を提出した場合には賛成する。
3 新設著作権法113条5項を廃止するような著作権法改正案には反対する。
ご回答
(質問1: )
(回答者: )
なお、本メールを受け取った方が候補者では無い場合は、ぜひ候補者に転送頂くか
候補者に確認のうえ、代理回答をいただけると助かります。
代理回答の場合には、どのような立場の方が代理回答をしていただいたのか、記入いただけるようお願いします。
ご協力ありがとうございました。
回答は、以下に追記します(到着順):
■共産党 今村順一郎事務所
質問1について
「該当するものなし」
<理由>
今回の著作権法の改正で、全会派賛成でアジアからのレコードの還流防止装置がとられることになりました。この措置は、日本国内での販売禁止と知っていて、不当に利益を侵害する場合に限っており、欧米からの輸入盤には適用されません。「不当」かどうかは、著作権者などが得るライセンス料で比較されますが、欧米とアジアではライセンス料に著しい格差があり、アジアには適用されるが欧米には適用されない客観的な基準を設けて運用することが、わが党の質問で明らかになっています。これを厳格に守らせていくことが必要です。
欧米のライセンス料が暴露するなどの事態になった場合は、アジアからの還流防止という立法趣旨の前提が崩れるので、必要な措置を講ずることは当然です。
今村順一郎事務所
これは、
小倉弁護士の所に来た回答と、
Nerd Core ANTHEM 〜POPテロ〜さんに来た別の候補からの回答と同様ということで、党としてテンプレートが出来てるって事ですね。
by CAB at 04/06/30 01:08