August 16, 2004

iPodに関しては補償金を払っても良い

柔らかいデジタル 第17回〜デジタル時代にそぐわないどんぶり勘定(nikkei.bp)←facethemusic

iTMSが日本で始められない理由を、「私的録音補償金制度」の観点から解説している。この制度もJASRAC様のやりかたも、実際に録音や放送・演奏された楽曲の作者ではなく重鎮重視で分配するっていうどんぶり勘定。iTMSなんかの配信は正確に売れた人に配分できるわけなんだけど、これが従来通りどんぶり勘定な制度の方がありがたい人が沢山いるわけで、そういう力関係もあって変われないでいるわけですね。
この記事の中で気になったのは:
業を煮やした米アップルコンピュータはiPodに関しては補償金を払っても良い、という考えを示している。しかし、制度的に受け入れる体制になっていないために、事態は膠着したまま、互いに交渉の場を持つことさえできていない状態だ。
Appleも思い切ってますねぇ。そんでも動けないこの国って…
私的録音補償金制度では、
補償金の料率は、機器が、カタログ表示価格の65%の1%で上限1000円、媒体が同じく50%の1%である。
とのこと。iPodの場合は、機器だしメディアでもあるから、確かに扱いは難しいかもね。でも1〜2%ぐらいの上乗せで話が済んでiTMSが開始されるなら利用者もそんなに反対はしないと思うけど、それも難しいんでしょうね。
by CAB at 04/08/16 23:20
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Comments

スミマセン、iTunesの日本語ヘルプにもちゃんと書いてありました。「コンピュータがインターネットに接続されている必要があります。」とありますので、サーバ側で認証ですね。
どうもありがとうございました。

by pamo on 04/08/19 13:38

というか、記事でそう書いているならサーバ側で認証してるんでしょうね。

by cab on 04/08/19 03:17

曲データを認証しているのではなく、曲を再生するソフト(iTunes)を認証しています。
(というか、iTunesのライブラリを認証しているような感じかも)
iTunes(私が使っているのは英語版ですが)のメニューには「Deauthorize computer」って項目がありますね。
これが認証を切る機能です。6台以上に購入した曲をコピーした場合は6台目から再生できなくなるはずです。メニューで1台からこの認証を切ると、他の(6台目の)PC/Macで再生できるようになります。
サーバで認証してるのか、ランデブー機能を使ってLAN内でやってるのか不明ですけど、そういう認証はやってますよ。

by cab on 04/08/19 03:16

その記事の中で「iTunes Music Storeはダウンロード購入した曲が5台のPCで聞けるが、これは1曲1曲がどこの誰が購入しているかをサーバー側で逐一管理しているからできることだ。」という記述があります。この書き方だと、ITMSは複製毎にネット上のサーバーで認証でもしているかの様に思ってしまいますが、そうではないですよね?それとも、私が知らなかっただけなのかしらん。

by pamo on 04/08/19 02:57
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