著作権の過度な保護はかえって収入減を招く
著作権の過度な保護はかえって収入減を招く〜研究大会基調講演(Internet Watch)←
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林氏は「税金と同じパラドックスが著作権に関しても起きる可能性がある」として、米経済学者のアーサー・ラッファー氏が唱えた、「0%、もしくは100%といった両極端な税率では政府は税収を得ることができない」という概念を示した「ラッファー曲線」を紹介。
本来は税金の徴収メカニズムに関する問題を説明したものだが、林氏はこれを著作権に当てはめ、著作権の保護をあまりにもゆるめると無断コピーのために利益が上がりにくくなる一方で、保護をあまりにも強めすぎると今度はその保護に必要なコストが増大することやユーザーの利便性を損なうことが原因でやはり利益が得られなくなってしまうことを説明した。また、似たような例として「P2Pへの過度の規制は禁酒法と同じ事態を招く」という米RealNetworksのロブ・グレイザーCEOの言葉を引用し、ユーザーにとって利用しやすい著作権保護の方法を考えることの重要性を訴えた。
日本の音楽業界は揺り返しが起こってますね。うまく進んで欲しい。
しかし、マルdマークってのもビミョーですね。
by CAB at 04/11/11 02:12