完全なるオープンライセンス(OCPL00000)の音源だけをリリースするという思想に基づいたレーベル「湯島レコード」。その設立から今どういう状況にあるのかリアルタイムでお届けします。音楽のライセンス形態のオルタナティブとして、GNUsic、クリエイティブコモンズに続く感じで日本発のOCPLというのがあるのですが、そのライセンスのパターン「OCPL00000」すなわち、商用・非商用の改変無条件可能、氏名表示や再利用の認可不要という形態の音源だけリリースするという思想のレーベルを立ち上げようとしているようです。興味深いです。
もう、止める者も、止まる要因も何も無いよね。同じことが世界各所で勃発してる。21世紀の嵐の予感。
音楽を世界に流すための機構を扱える者が限られていたから、コンテンツに大きな抵抗(厳しい著作権、激高い値段)をのっけても、それは流通していた。でも、まったく新しいやり方で、誰もがやろうと思えば、可能な出資で表現を世界に流すことが出来るようになった、今、音楽が世界を駆け巡るためには、如何に音楽にのっけてきた抵抗を減らすか。
音楽を抵抗ゼロ状態に限りなく近づけさせる可能性。それを握ってるのが我々で、ほとんど厳しいのがJASRACみたいな旧芸術感覚の一団。
このいけてる流れ、もう先行きにまともな障害物は見当たらない気がする。世界は、自由音楽ネットワークの爆走に向かってるよ。まぁ、インディーズたるや、カセットレーベルの時代からのノウハウがあるわけでして。
by コマプ墨田 on 04/12/06 21:34