録音・複製テクノロジーと音楽聴取体験の多層化
録音・複製テクノロジーと音楽聴取体験の多層化
(増田聡、谷口文和)←
音楽配信メモ
音楽配信メモさんで紹介されていた論文。「生演奏こそ音楽だ」派、原音再生のオーディオマニア派、更にオーディオ装置を新たな楽器のように利用し新たな「生演奏感」を作るクラブDJ派、というような例を挙げ、人々が何を「音楽」として受取るかという点は多様化、多層化してきているという事を述べています。
音楽の業界にいらっしゃる方々には、こういう多層化をきちんと理解して欲しいです。自分の関わってる狭い範囲だけじゃなくてね。
ちなみに、この増田氏は他にも
音楽に関する論文をたくさん書いていらっしゃって、ポピュラーミュージックや、クラブミュージックの作品性などなどいろんな話が読めます。ご参考に。
by CAB at 04/03/10 19:10