March 10, 2004

録音・複製テクノロジーと音楽聴取体験の多層化

録音・複製テクノロジーと音楽聴取体験の多層化 (増田聡、谷口文和)←音楽配信メモ
音楽配信メモさんで紹介されていた論文。「生演奏こそ音楽だ」派、原音再生のオーディオマニア派、更にオーディオ装置を新たな楽器のように利用し新たな「生演奏感」を作るクラブDJ派、というような例を挙げ、人々が何を「音楽」として受取るかという点は多様化、多層化してきているという事を述べています。
音楽の業界にいらっしゃる方々には、こういう多層化をきちんと理解して欲しいです。自分の関わってる狭い範囲だけじゃなくてね。

ちなみに、この増田氏は他にも音楽に関する論文をたくさん書いていらっしゃって、ポピュラーミュージックや、クラブミュージックの作品性などなどいろんな話が読めます。ご参考に。
by CAB at 04/03/10 19:10
Post a comment
※非公開です

Comments
Bulkfeedsで似た記事を検索
Powered by
Movable Type 2.661