イーグルスのドンヘンリーが音楽業界に物申す
音楽は誰のモノか?(Sawney Bean's Cave)←
音楽配信メモ
イーグルスのドン・ヘンリーが17日付けのワシントン・ポスト紙に寄稿した記事をSawney Bean's Caveさんが訳している。豊かだった音楽文化が衰退に向かっている事を嘆き、音楽産業の構造的な問題が根底にあることを指摘している。
この手の海賊行為の責任の多くは音楽業界にある。業界はすぐにこの問題に触れなかっただけでなく、P2Pユーザーに格好のスケープゴートを提供してしまった。多くのキッズはP2Pソフトの使用を正当化する時に、どうせレコード会社はアーティストに金を払わないのだから、傷つくのはレコード会社だけだと指摘する。これは明らかに間違っている。アーティストは食物連鎖の底辺にいるのだ。売り上げが急落したり、レコード会社がプロモーションを減らしたり、新人アーティストとの契約を減らしたり、所有している将来性のあるアーティストの数を減らした時に、最も打撃を受けるのは彼らなのだ。アーティストは明らかに影響を受けているが、多くの人は音楽業界が金持ちの多国籍企業によって支配されていることを知っているので、アーティストの痛みは表に出てこない。
アーティストも黙って業界の言うことばっかしきいていないで、少しは自分で考えろってコトっすね。
音楽配信メモさんで紹介されている、
クリアチャネルによる米国ラジオ局資本の寡占の話(町山智浩アメリカ日記)もおもしろいです。
by CAB at 04/03/13 17:47