July 01, 2004

東京税関の現役の統括審査官が「アジア諸国からのCDは輸入できない」発言

彼らは海外産音楽CDをまるでわいせつ物のごとく扱う(gtk's memo.)
電網山賊万来堂日記

6月10日のgtk's memo.さんの日記より:
先日、東京税関の現役の統括審査官にカマを掛けたらあっさりボロを出しやがった。
「改正著作権法により、 音楽CDの輸入に制限が掛けられるようになったが、アジア諸国からCDを輸入するにはどうすればいいのか」 と問うたところ、こともあろうに
「 アジア諸国からのCDは輸入できない。並行輸入もだめ。所有権の放棄を求めることになるだろう。」
と返答しやがった。
まぁ、日本レコード協会も:
4.欧米からの洋楽CDの輸入盤は止まりません。
としか言ってないからなぁ…文字通り解釈すると、嘘は言ってないって事になるわけだ。

6月10日時点の話だから、今は税関がどういう認識をしているのかわからない。こういう状況になることは、5月4日のシンポジウムの時から懸念されていた事だが現実味を帯びてくるとなおさら腹立たしい。日本レコード協会は責任を持って
世界の国々との音楽を通じた文化交流を促進し、全国の音楽ファンのみなさまに国内外の幅広いジャンルの音楽を楽しんでいただけるよう、努めて
くれないかなぁ。欧米だけが世界なのかなぁ。自分達はアジアに売り込みたいのにおかしいよねぇ…
そんなにアジアに売り込みたいなら日本から出て行ってくれ。

やはり、高橋健太郎氏が「とにもかくにも」や「夏の匂い」や「270分喋りました」で述べているような項目を実務のレベルで文化庁、税関、レコード会社に守らせるように本気で訴える必要がありますね。

この話を取り上げているサイト:
Fighting MAL Antenna
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趣味の問題2
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THE WATERMELON BOOTLOG - A Masanori Furutani BLOG -
by CAB at 04/07/01 23:48
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