ドコモがタワレコと資本提携
タワーレコードとNTTドコモの業務提携を目的とした資本提携について(DoCoMo:プレスリリース)
NTTドコモ、タワーレコードを傘下に(NIKKEI.NET)
「ドコモとして音楽配信はしない」──タワレコ提携の狙いは(ITmedia)
11月下旬を目処にNTTドコモがタワーレコードの株式の42%を取得し筆頭株主になるとのこと。
タワレコは、先日Napstarとともに定額聴き放題の音楽配信サービスの計画を発表したところなので、その先の動きが気になります。ITmediaの記事を見ると、
だがドコモのプロダクト&サービス本部・夏野剛マルチメディアサービス部長は「ドコモとして音楽配信をするつもりはない」と明確に否定した。
との事ですので、直接的にドコモが配信ビジネスは行わない模様ですが、今後どのような音楽関連ビジネスを行っていくのか気になるところではあります。
さて、タワレコも大々的にNapstarと配信を行うといってもリアル店舗の方が本業なわけで、配信サービスにどれだけ本腰入れるかってのが、私個人的には微妙なところかなーと思っています。例えばAppleはレコード店舗なんか持っていなかったからこそ、既存の産業の事を気にせずに大胆に音楽生活の変化をアピールできたワケで結局そこがiTMSの成功の鍵になっていたんじゃないかとも思います。タワレコの場合、店舗を持っていることが足かせにならなければいいのですがね。
また、ドコモもPHSで行っていた音楽配信サービスM-Stage Musicから撤退しており、直接的な配信には及び腰なんじゃないかと思います。だから結構暗中模索というのが実態なんじゃないでしょうかね。
大胆さがどちらにも必要だと思うのですが…
by CAB at 05/11/08 01:30