November 21, 2005

ソニーBMGのトップアーティストがXCP問題でレーベル首脳に激しく抗議

Sony insider: DRM is discredited at Sony(BoingBoing)

BoingBoingが、信頼のおけるソニーBMG(?)内部の情報筋からXCP/rootkit問題 に関する面白いメールをもらったそうです。ラフな訳を:
自分達のCDにXCP採用を余儀なくされたSony BMGのトップアーティストのうち何人かが、 売り上げ的に非常に重要なクリスマスシーズンを前にアーティストとファンとの間に亀裂を作ってしまった事に対して、レーベルの首脳陣に対して激しく不満を言いました。 それに加え、「悪いこともせずに、単に我々の音楽を買っている人々」を傷つけるだけだとして、会社内でDRMに反対し続けていた、反 DRM の声が次第に増えている。 これは、レーベル首脳陣の何人かは、最終的にDRMはビジネスのためには良くないものであると信じ始めているという事です。

今、彼らは「ほとんどの人は rootkit が何であるかさえ分かっていないのに、なぜ彼らはそれを気にかけなければならないんだ?」と言った発言で悪名高い Thomas Hesse をはじめ、収入の減少に対する解決方法としてDRMを推進してきた会社の首脳陣に立ち向かい始めています。

少なくとも、レーベル首脳陣は他のCDをDRM付きでリリースする事は許さないと、脅かされました。
Sony BMGのグローバル・デジタル・ビジネス部門 Thomas Hesse 氏の発言に関しては、M.H.Blogさんや、ITmediaの記事「rootkit入り音楽CD――それでもコピープロテクトはなくならない 」などで取り上げられています。

全く、ソニーBMGも無駄なことに金をつぎ込みましたね。
EMIのアーティストも、そろそろ激しく抗議してくれないかなぁ、まったく。

by CAB at 05/11/21 20:28
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