May 28, 2005

エイベックスグループ大幅減益

エイベックスの決算、コンテンツ配信は好調もCD売上げ減で大幅減益(NIKKEI)
3年B組金髪先生(エロ注意)

純利益は8億3600万円で、前年同期の3割以下に落ち込んだ。映像事業、コンテンツ配信事業などの収益が向上したものの、音楽CD販売事業の不振を補えなかった。
リンク元3年B組…ではCCCDが消費者に受け入れられなかった結果と書いてますが、そういう面もいなめないでしょうね。それに前社長の著作権法に関するロビイ活動が反感買ったのもあるでしょうね。
ところで、この連結決算報告の「平成17年3月期 連結決算短信(連結)」のPage31で、
海外売上高が、連結売上高の10%未満のため、海外売上高の記載を省略 しております
なんて書いてあるんだけど、アジア戦略のために著作権法にまで手を出したんだから、きちんと第三者が見てもその戦略が良かったのか悪かったのか判断するための材料を提供するべきだと思うなぁ。 戦略が間違っていたなら、法律を見直すための活動もするべきだと思うし。
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May 25, 2005

CD還流防止措置、最も多く申請しているのはソニーと東芝

CD還流防止措置、最も多く申請しているのはソニーと東芝(ITmedia)

RIAJの公開している輸入差止申立てに係る対象レコードリストですが、
レコード会社別に申し込み件数を見てみると、ソニー・ミュージックエンタテインメント(67件)と東芝MEI(42件)が突出している(次はビクターエンタテインメントの17件)。
という事だそうです。
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May 19, 2005

環流防止措置8件、iTMSも歓迎する--JASRAC事業報告

2005年定例記者会見(JASRACプレスリリース)

iPodなども補償金制度の対象にすることを強く求めていく〜JASRAC事業報告(InternetWatch)

JASRACの加藤理事によれば、現在までに国内の税関において8件の環流防止措置が取られたという。
すでに税関で引っかかった件があるようですね。

「iTMSも日本のルールで」――JASRAC、ネット配信に期待(ITmedia)

著作権料徴収額はCDからの額は減ったものの総計で約1108億円で、過去最高となったそうです。
現時点では「インタラクティブ配信」の徴収金額のうち9割以上が着うた/着うたフルという状態だが、協会では「iTunes Music Storeの登場も歓迎したい」

iTMSについては、2年ほど前からアップルがJASRACへ相談に来ていたとのことで、「当初は2005年4月ないし5月の開始を目指していたようだが、しばらく延期されているようだ。日本にサービスの拠点を置き、日本のルールで進めていくということで相互理解を得ている」(常務理事 菅原氏)
儲かりそうだと思えば「歓迎する」ですか…でも、基本的に彼らの主張は:
よその国より高い値段設定にしろ、よその国より縛りのきついDRMにしろ、iPodにも保証金上乗せしろ…って事ですよね。なんだかなぁ…
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May 16, 2005

レコード輸入権のその後

“レコード輸入権”施行後の状況(試される。)←Copy & Copyright Diary

試される。さんが、レコード輸入権(還流防止措置)施行後の情報をまとめてくださっています。 僕自身は、身につまされるような目には会ってないので、なんとも言えませんが、何かこれはおかしという情報があれば、およせください。

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April 13, 2005

エイベックスの最近の方針

エイベックス:ネット経由、音楽配信事業に本格参入へ(毎日)
大手レコード会社、エイベックスは11日、インターネット経由の音楽配信事業に今夏から本格参入する方針を明らかにした。同社は音楽配信会社との部分的な提携にとどめていた従来路線から積極路線に転換し、複数の音楽配信会社に対し、浜崎あゆみさんら自社の人気アーティストの音楽を供給する。
もちろん消極的だったのが一番の原因だとは思うんだけど、ユーザにどこまで許すかっていうポイントの設定がいちばんよろしくなかったんじゃないかと思いますね。でも、売れ線を多く抱えるA社はいわゆる不正コピーの被害も一番受けるでしょうから、線引きはなかなか難しいのだろうと思います。

エイベックスが高音質ネット配信を研究へ(ITmedia)

携帯電話向け音楽配信の着うた/着うたフルが普及する一方、音質への不満が高まっていると判断。携帯電話でもHDDを搭載した大容量型が登場すると予想し、HDDプレーヤー向け高音質音楽データの需要が高まると見て、通信キャリアやハードメーカーと協力して取り組む。
CD以上の高音質が本当にユーザの求めているものなのかどうなのか、僕みたいな一般リスナー的な感覚からすると、非常にびみょ〜な所かと思います。かといって新たな価値をコンテンツに与えていかないかぎりリスナーはCDの世代から移ってくれない。CCCDはユーザにそっぽを向かれて痛い目にあっているということで、新たな付加価値創造を考えようという事ですよね。
それも大事だけど、例えば、配信で買ったら車でも再生できるとか、携帯変えても再生できるとか、その辺をしっかり押さえていったほうがいいような気もするんだけど。そっちのほうがよっぽど嬉しいんだけどなぁ。

輸入差止申立てに係る対象レコードリスト(RIAJ)←Where is a limit?
それから、たまに見ておきましょう、CD還流防止の逆輸入禁止CDリストです。現在10タイトルが受理済みになっているようです。
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April 01, 2005

RIAJ/JASRACの強化策

違法ファイル交換、今後はユーザーを提訴する〜日本レコード協会(InternetWatch)←Where is a limit?

「ファイルローグ事件」の最高裁控訴審棄却を受けて、RAIJは今後個人のP2Pファイル交換ユーザをターゲットに直接訴訟も辞さない考えを示しました。

作者不詳曲のCD、JASRACが管理・監視強化へ(Yomiuri)←wms: musicbiz edition

阪神タイガースの私設応援団が勝手に作者不詳の曲を登録して著作権料をせしめていたっていう事件に関連しての対応ですね。でも、どうやって調べるのだろう??
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March 23, 2005

米CD出荷枚数5年ぶり増加

米国のCD出荷枚数、5年ぶり増加=業界団体(asahi)

CD出荷枚数は、前年比5.3%、… 他のフォーマットを加えた出荷枚数は前年比4.4%増、ただ、5年前と比較して21%も減少
日本はCDも音楽ソフト全体も前年度比92%、DVDを含む音楽ビデオは前年比85%。まだトンネルを抜け出られていませんね。

追記:2004年の世界の音楽売上はほぼ横ばい(InternetWatch)
国際レコード産業連盟(IFPI)は22日、世界の音楽産業における2004年の売上に関する調査結果を発表した。調査では、CDやDVDなど物理メディアによる音楽販売は前年比1.3%の減少となったものの、オンラインによる音楽販売の売上を加えると全体としては前年比でほぼ横ばい状態になると推定している。
日本もオンラインの市場形成をちゃんとやらないと、カバーできなくなるのかもしれません。でも、着ウタがそこそこ売れてるから、着ウタだけ売れてりゃいいと思ってるのかもね?
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January 15, 2005

逆輸入禁止CDリスト公開

輸入差止申立に係る対象レコードリスト(PDF:RIAJ)←facethemusic

RIAJ(日本レコード協会)の各種情報:音楽レコードの還流防止措置のページ内にて、輸入差止申立に係る対象レコードリストが公開された。12/8のエントリー「音楽CD逆輸入規制:税関・表示ガイドライン公表」で触れたとおり、実際に輸入権を行使するには権利者が輸入差止申立てを行うことが必要なんだけど、現状公開されている情報によると、全て「申し立て予定」になっている。
3月末までには、表示順序をアーティスト順や発行日順に変えて表示する仕組みを提供するようです。

当然ですが、洋楽が含まれて居なくてよかった。
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December 08, 2004

音楽CD逆輸入規制:税関・表示ガイドライン公表

音楽レコードの還流防止措置について(文化庁)
還流防止措置に係る国外頒布目的商業用レコードの表示に関する運用基準(PDF)(RIAJ)
The Trembling of a LeafMusic Watchdogs |
民主党ホームエンタテイメント議員連盟事務局blog

6月に国会を通った音楽CDの還流防止措置を盛り込んだ著作権法の改正が、いよいよ年明けから施行になります。実際に還流CDを止めるのは税関のお仕事になるので、そのためのガイドラインを決める必要が有るのですが、それがようやっと公開されたようです。文化庁が公開した資料は: 実質、税関宛と権利団体宛の文書にはたいした事は書いていない。一番細かく書かれているのは、レコ協宛の文書で、これは、「お前らの要望で改正したんだから、きっちりやれよな」という感じですね。我々は監視し続けますから、しっかりやってくれ、ったく。
しかし、税関宛には「始めるからよろしく」ぐらいの事しか言っていないわけで、今回公表された文書だけでは実際税関でどんな運用がされるのか全く分かりません。こんなんじゃ、あながちCDは全て没収なんていう運用をする担当者が現れてもおかしくないですね。

同じくしてレコ協も還流を禁止するCDの表示のガイドラインを定めて公表しました。 この中で還流防止期限も表示するようになっているのですが、その期間は政令で決まっている4年なんですけど、これって見直しがかかって短くなったり長くなったりしないんでしょうかねぇ?というか、当面見直しする気なんかないってのが、この表示ガイドラインの心って所なのかな。

追記:
税関も同じタイミングでさんまのまんまのまんまちゃんにそっくりなマスコットキャラクター「カスタム君」が易しく知的財産について教えてくれる「税関による知的財産権侵害物品の取締り」というページを公開しました。(←試される。(ココログ mix)
(1)によると、実際に輸入権を行使するには権利者が輸入差止申立てを行うことが必要という事のようですが、税関のページにはその申立てのための書類の記載例が載っている。実際のところ、この申立てを行わないものは止められないと解釈できるので、止めるにはレーベル側もいちいちこういう書類を作成する必要事になるのでしょう。タイヘンだね。

更にAVWatchにも「RIAJ、還流CDの識別用に表示ガイドラインを策定」という記事が掲載されています。(←Where is a limit?

関連エントリー:
[041123]文化庁「4年パブコメ」の結果発表に資料を追加
[041029]やっぱり逆輸入CDの輸入規制期間は4年
[040611]その後の輸入権6月11日
[040603]修正案は賛成少数で可決!?
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November 23, 2004

文化庁「4年パブコメ」の結果発表に資料を追加

著作権法施行令の改正に関するパブリックコメント(意見提出手続)の結果について(資料1〜5追補)(文部科学省)←The Trembling of a Leaf

「4年パブコメ」の結果に資料が5つ追加されて、文面も微妙に改変されたようです。追加された資料は:(全てPDF)
資料1:1995年9月以降発売邦楽アルバムの売上水準別分布状況
資料2:大ヒット邦楽アルバム売上推移(累計)
資料3:大ヒット邦楽アルバム売上推移(週間)
資料4:大ヒット邦楽アルバム売上経過
資料5:7年間の総売上が5万枚以上の邦楽アルバムの売上消化率の推移

資料1を用いて、ターゲットを「50万枚以上の総売上があるもの」に絞って売上げ推移を調べ資料2,3,4を調べたまではいいけど、資料5で「5万枚以上の総売上げがあったヒット作品」にターゲットを変えて最長5年とか平均14ヶ月とか言ってるんですけど、これは資料4と同じ傾向があると言いたいのかな。
「50万枚以上の総売上があるもの」に絞った時点で、作品数ベースで0.52%、売上げベースで41.36%。やっぱ売れる作品のための法律なんだなぁ、これって。しかし、割合の平均値って、サンプリングのしかたでいくらでも操作できそうな値だよなぁ… 全リリースの売上げベースの割合も見たいよなぁ。

関連エントリー:
[041103]文化庁は「4年パブコメ」の結果発表で恥の上塗りしてないか?
[041029]やっぱり逆輸入CDの輸入規制期間は4年
[041013]輸入禁止は4年でいいのか?:文化庁パブコメ募集
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November 16, 2004

04年10月21日締め切りのパブコメ正式公開

著作権法改正要望事項に対する意見募集の結果について(文部科学省)←The Trembling of a Leaf

04年10月21日締め切りの「著作権法改正要望事項に対する意見募集」の正式な結果が公表されました。分類の番号に関してはこちらを参照。上記リンク元謎行氏のページでは意見数や賛成反対の多いものがカウントされています。

関連エントリー:
[041103]04年10月21日締め切りのパブコメ全文
[041021]こんどはややこしいよ:文化庁パブコメもう1コ募集
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November 03, 2004

04年10月21日締め切りのパブコメ全文

著作権分科会法制問題小委員会(第3回)-概要(zfly)
著作権法改正要望のパブリックコメントを追跡するMusic Watchdogs

ウチでも参加を呼びかけた文化庁の「著作権法改正要望事項に対する意見募集」(04年10月21日締め切りのもの)に寄せられたコメント全文が、昨日開催された「著作権分科会法制問題小委員会(第3回)」の資料として配布されたそうです。 上記リンク先よりその全文(分類などは行われていない模様)がダウンロードできます。

CD輸入権の問題だけじゃないないんだけど、2upで446ページと大変な分量です。皆さん、結構頑張りましたね。

041104追記:リンク先zflyさんより:
公益的観点から、入手した「資料2」をサイトにて掲載しておりましたが、個人情報保護に関わる問題点のご指摘がありましたので、削除しました。15 日頃に文部科学省のサイトで公開される予定とされていますので、そちらをご覧下さい。既に「資料2」をダウンロードされた方は、恐縮ですが、お手元のファイルを破棄して頂くよう、お願い申し上げます。
とのコメントを頂きました。ダウンロードされた方、申し訳ないですが破棄しておいて下さい。

関連エントリー:
[041021]こんどはややこしいよ:文化庁パブコメもう1コ募集
[041103]文化庁は「4年パブコメ」の結果発表で恥の上塗りしてないか?
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文化庁は「4年パブコメ」の結果発表で恥の上塗りしてないか?

著作権法施行令の改正に関するパブリックコメント(意見提出手続)の結果について(文化庁)
Music Watchdogs | The Trembling of a Leaf

9月30日〜10月13日に募集された「輸入禁止は4年」に対するパブリックコメントの結果まとめページを文化庁が公開しました。 29日の「やっぱり逆輸入CDの輸入規制期間は4年」のエントリーで記した輸入禁止期間4年に決定したという報道発表資料を更に詳細化した情報と、その他のコメントに対する考えを示したものになっています。

4年の根拠に関しては、説明が増えたり例が増えたりしているけど、やっぱり詭弁っぽい所が多いし、根拠不十分と感じます。この程度の考え方で政令が決まっちゃうのはちょっと危機感感じるよなぁ。
例えばね、宇多田ヒカルのアルバムが発売後6年経っても音楽業界を支えてるんだったら、一般に適用する輸入禁止の上限は「初動期間」の1年とか6ヶ月とかにして、そっから先に延ばしたいときはその商品だけ更新料でも取って延長するようにしたらいいんじゃないのかなぁ?税関で輸入止めるのだってコストかかるんだろうし。特例のために全体を底上げするなんて事されたんじゃ、産業も文化も硬直化するぜ。

この件に関しては、Music Watchdogsのクロスレビューにも参加してるので、いろんな方の意見を読んでみてください。
それから、万来堂日記さんが再び痛烈な評価を下しています。思うところはほぼ同じです。

関連する話で、11/02に開催された「文化審議会著作権分科会 法制問題小委員会 第3回審議」の内容がITmediaで記事になっています。
「著作権の利用者とも積極的に議論すべきでは」――著作権法への提言(ITmedia)
ちょっと読んでおきましょう。

しかし、コメント数は323件か…前回の著作権法改正の時のパブコメの反対数と同レベルですね。少し増えたのは心強くもあるんですが、爆発的に増えたりはしないって事ですね(^^; でもまっとうな未来のために続けるしかないよなぁ…

追記:上記の結果リンクはなくなり、新しいものに更新されました。
[041123]文化庁「4年パブコメ」の結果発表に資料を追加
Posted by CAB at 02:22 PM | Comments (0) | Read whole

October 29, 2004

やっぱり逆輸入CDの輸入規制期間は4年

逆輸入CD、輸入禁止期間は4年に決定(ITmedia)

 輸入CDの還流防止措置について、政府は本日行われた閣議で輸入禁止期間を「4年」とする著作権法施行令の改正を決定した。この法令は改正された著作権法が施行される来年1月1日から適用される(2005年1月1日時点までに発売されているCDについては同日からの適用)。
文化庁が本日、マスコミに配布した報道発表資料(著作権法改正要望のパブリックコメントを追跡する)←Music Watchdogs

少々乗り遅れましたが、上記リンクにマスコミ向けFAXの画像があります。
結局のところ、パブリックコメント送っても何も反映されない国、それがニッポンなんだな。
というか、コメントを顧みる気などさらさら無く、手前味噌な調査だけで結論出すならわざわざ募集するなよ。反感が増すだけだと思うんだが。>>>文化庁のえらい人よ

実際に、レコード業界の現場の人々や、音楽を食い扶持にしてる人々の意見も聞いてみたいですよまったく。

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October 21, 2004

【重要2】こんどはややこしいよ:文化庁パブコメもう1コ募集

著作権法改正要望事項に対する意見募集について(文部科学省)

さて、13日締め切りのパブコメとは別に、もう一つ文化庁がパブコメ募集を行っています。これは締め切りが、10月21日で、送り先のアドレスも違うし、意見の内容に応じてメールのSubject(タイトル)も変えないといけないっていうちょっとややこしいものです。しかも、今回のパブコメ募集は意見の数の集計は行わないと言っています。従って、皆さんの生の声が重要になると思います。よく読んで、ご自身の言葉で意見を書いて送ってあげてください。
※本件は締切日の日付でエントリーします

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October 20, 2004

JASRAC、CCCD廃止の流れに疑問を提示

JASRAC、CCCD廃止の流れに疑問を提示〜船村徹会長ら新役員が会見(InternetWatch)←life with techno

やっぱ、iPodに課金するとか、
このようにJASRACが違法コピー対策を強化する一方で、レコード業界では、著作権保護意識も高まり、一定の成果があったとしてコピーコントロールCD(CCCD)廃止する動きがあるが、この点についてJASRACでは「(著作権保護の)認識が高まったから、あるいは当初の目的を果たしたからCCCDを止めるというのは、苦渋はわかるが、JASRACではそうは思っていない」(加藤衛常務理事)と疑問を示した。
とかいう事になってます。もう、JASRACな世界と、非JASRACな世界、二つに分けて欲しいよ。で、俺はJASRAC無しの方で暮らすよ、それでいいや。

関連エントリー:
船村徹氏がJASRAC新会長に
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October 13, 2004

【重要1】輸入禁止は4年でいいのか?:文化庁パブコメ募集

(締め切られました)
著作権法施行令の改正に関するパブリックコメント(意見提出手続)の実施について(文部科学省)

現在文化庁がいわゆる「CD輸入権」における輸入禁止期間を4年にするという政令を出すという前提でパプリックコメント募集を行っています。
もっと短くしろという意見が少ない場合、万一CDに関して輸入禁止の判断がされると、そのCDは4年間輸入出来なくなるということです。レコード業界が組織票で7年禁止にしてしまうかもしれません。4年でも長すぎると思うのですが、皆さんどう思われますか? ぜひ文化庁あてにコメントを送ってやって下さい。

(※本件は締切日の日付でエントリーしています)

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October 02, 2004

船村徹氏がJASRAC新会長に

新会長に船村徹氏を選任(JASRAC)
JASRAC新会長に船村徹さん(Yomiuri)←Sawney Bean's Cave

まぁ、まだ良し悪しは分からないですが、戦後歌謡の重鎮の方ですね。変わらないんだろうな…
さて、同時に、新評議員も公表されています。残念ながら今までJASRACの腐った話をいろいろとネット上で教えてくださった玉木宏樹氏は今回は評議員には立候補しなかったそうです。 氏の言いたい放題のページに<私がJASRAC評議員選に立候補しない理由>が述べられています。今まで孤軍奮闘されてきた事に敬意を示します。そして第二、第三の玉木氏のような方が現れる事を切実に願いますね。このままだと、JASRACが音楽文化を滅ぼしかねないと思いますし。
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September 30, 2004

SMEがレーベルゲートCD終了

ネットワーク認証型コピーコントロールCD “レーベルゲートCD”仕様の終了について(SME)←Music Watchdogs

正式にソニー・ミュージック・エンターテイメントがLGCDの終了をアナウンスしました。
めでてぇな。

ついでに、
奥田民生氏のニューアルバム「LION」もCDDAでリリース音楽配信メモ

公式BBSを見ると喜びの声がわんさか掲載されています。こんな多くのファンが喜ぶことを今までやってこなかったの、やっぱりおかしかったんだよね。

追記:他所でも言及されてますけど、エイベックスは「CCCD採用は現場の判断に任せる」ってだけで、「止めた」とは言ってない。それに対してSMEは「止めます」って言ってるんですね。これは素晴らしい!
それから、小野島さんのページであくまで「噂」ですが
 気になるのはCCCDで出した商品のCD-DAでの出し直しですが、市中在庫の関係もあり、来年の6月ぐらいからという噂。
という記述があります。出しなおしされるといいですねぇ。New WavaトリビュートもCDDAになったら買いますよん。欲しかったんですよホントは。

スラッシュドット(J)の関連スレッドより:
「消費者の著作権意識が高まった」のではなくて
単純に著作権をかざして手を入れてみたが、売り上げ枚数が上がらないわ、利益確保が難しいわで、 消費者をバカにした様な商売ができないと言う事に「経営者の商売意識が高まった」とでも、言うべきじゃ。
ウケました。プププ。

追追記:エイベックスですが、浜崎あゆみさんの新アルバムは、市販用がCDDA、レンタル用がCCCDらしいですね。
Posted by CAB at 07:45 PM | Comments (0) | Read whole

著作権法にガツンと言ってやってください、もう。

パブリックコメント提出ポータル
パブリックコメント提出掲示板
The Trembling of a Leaf

CD輸入権(還流防止措置)問題のときも、いろいろと活躍してくださった謎工氏が、中心となって、10月に行われる予定の著作権法改正に関するパブリックコメント募集に皆でコメント送ろうっていう目的のポータルサイト、掲示板を立ち上げました。
そう、またもや(?)私もちょっとだけ絡んでます。

今のところ、文字だらけでちょっとという感じですが、いろんな人に著作権のことを考えてもらって、パブリックコメントを送るときの材料にできるようなサイトにしていこうとしておりますので、皆様もぜひ掲示板なんかに建設的なご意見およせ下さい。
Posted by CAB at 04:15 AM | Comments (0) | Read whole

Note:

これ以前のエントリーは右側のリンクから参照してください。